海のアイドル（２１８）

　今日は珍しく我が家のニャンコ、サンボ（こちら）の話です。ちょっとメタボが気になるオバサンです。　
　人間も寒さに震えておりますが、サンボもご多聞にもれず暖かい所を求めて家の中を彷徨う訳ですが、昨日出したばかりのホットカーペットの一角を、早々と人間様より早く占領しております。そして夜はと言えば「股猫」が始まるのです。　
　我々がベッドで就寝中、首元から布団の中に侵入してきて落ち着くところが人間の股の間なのです。私達が仰向けで寝る時、片方の足をくの字に曲げて足首を反対側の膝の下に置きますとちょうど三角形のスペースができます。サンボはその中にすっぽり納まって暖を取り寝るのです。　　当初は家内と私とを行き来していたのですが、ある時から私の股の専属になりました。どうも家内の股三角がメタボの体型には狭いらしく、私の大きめの股三角に味を占めてしまったようなのです。
　昨晩なんか、ベッドに入ってウトウトし始めると早速枕元で小さくミャー、ヒゲで頬を撫でて「入れろ」との催促です。布団を上げると中をのぞいて股三角が右左どちらかを確かめ、反対側ならば堂々と胸の上を斜めに横切って所定の場所へと納まります。寝がえりを打って足を変えたりすると時々「動くな」と脛に爪を立てる時もありました。でも最近では少しは気が引けるのか、何度寝がえりを打っても殆ど反抗しなくなりました。
　今朝早く目覚めた時にどうかな？と探ると・・・まだいらっしゃいました。安心・安全・そして暖かい最高の居場所を提供してしまったようですが、こちらも寝不足にならないよう上手に対応するように工夫しなければなりません。

　　　　　　　　　　　　今日のアイドル「スミレナガハナダイ」D.No.422
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　97.04.26　西表　サバ崎
　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　キラキラ太陽に輝くサンゴ礁に
　　　　　　　　　　　　　彩りを添えるハナダイですが
　　　　　　　　　　　　　ちょっと深い所に住むハナダイもいます
　　　　　　　　　　　　　その中でも一番の人気といえるスミレナガハナダイ
　　　　　　　　　　　　　紫色の大きく四角い窓が特徴です
　　　　　　　　　　　　　なんとかいい写真が撮れないかと挑戦しましたが
　　　　　　　　　　　　　隅々まで彩られるヒレを全開した瞬間の姿
　　　　　　　　　　　　　通りすがりのダイバーには
　　　　　　　　　　　　　そう簡単には撮らせてもらえません
　　　　　　　　　　　　　できれば再度チャンスを得たい被写体の一つです

　　　　　　　　　　　　　　　
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タグ：西表 サバ崎 スミレナガハナダイ サンボ 股猫