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海のアイドル(222) [魚]

 12月17日に書きましたオオゴマダラ(蝶)の幼虫のその後です。
 その時点では幼虫の大きさが50mmを超えたのでそろそろ蛹になる頃と考えていましたがそれが大きな間違いでした。翌日の夜、探してみるとちゃんと3匹居るではないですか。それから毎日観測を続けていました。
 途中この冬の最低気温の日が続いたときには幼虫も活動が止まり身体の変化も進まなかったようです。ここ3日ほどは気温も平年に戻り一気に身体の変化が進んだようで、体長も60mmを超えており、今度こそ蛹に変化する時期が来たことが確実のようです。
 昨夜葉を食べている3匹を確認しましたが、今朝その内の1匹が食草を離れてテラスの木製フェンスの角に潜んでいました。そして今夜、どんな行動をするかを見たところ、他の2匹は葉を食べていましたがその1匹は何処にも見当たりません。これは蛹化のための移動であることは決定的です。さて今度は本当に何処へ消えたのでしょうか、そして黄金の蛹は何処でみつかるでしょうか・・・。

              今日のアイドル「ヤギハゼ?」D.No.427  
                  97.07.12 西表 ハトマ南東
        97.07.12ヤギハゼ.gif

            この日のログブックにはヤギハゼと書いてあります
            ガイドに教えてもらって書いたのだと思います
            ウミタケハゼの仲間とまでは分かったものの
            正式に種名を確かめようと図鑑をめくります
            しかしヤギハゼという名は見つかりません
            Webの検索でハゼの分類表を見ると
            確かにヤギハゼの名ががあります
            しかし画像までは見られないのです
            ヤギ類に住むとされる
            ホソガラスハゼにも似ているようです
            あるダイビング雑誌に
            魚類図鑑の歴史についての特集が出ていました
            種名を同定する手法も時代とともに変化し
            現在も日々新な事実が明らかになっているとのこと
            研究が進んで、晴れてヤギハゼも
            図鑑に登場することになるのでしょうか

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