海のアイドル（２２１）

　このところ連日周辺の畑でキビ刈りが行われています。ハーベスターという機械で一畝ずつ刈りながら細かくカットして網袋に貯めていきます。そして専用のダンプで市内に一か所の製糖工場へと運び、そこで粗糖に加工し各地へ送られるわけです。
　キビを刈った後の畑に必ず見かけるのは、獲物を求めてやってくる鳥たちです。餌となる昆虫や爬虫類が冬場少なくなるので、キビ畑に潜んでいた獲物を得ようとこの時とばかりにやってきます。シラサギにムラサキサギ、そしてご多聞にもれずに現れるカンムリワシたちです。
　キビを刈っている最中は、ハーベスターのオペレーターしかいないので、鳥たちは機械が動いた後を追いかけるように動きますが、さすがカンムリワシは威厳を保ちつつ近くの電柱の上から鋭い眼差しで獲物を探しています。獲物を見つけた時、静かに滑空し地上に舞い降りる姿は実に美しく当に野生の美を感じます。そして、十分に獲物を確保して力強く生きろよ・・と思わず応援したくなるのです。

　　　　　　　　　　　　　　今日のアイドル「イシガキカエルウオ」
　　　　　　　　　97.06.17　D.No.425　石垣　川平石崎マンタスクランブル
　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　今日もマンタポイントの小物です
　　　　　　　　　　　　　石垣に住んでいるんだから
　　　　　　　　　　　　　まずこの子を紹介しなくてはということなのですが
　　　　　　　　　　　　　ここへきてやっとのご登場です
　　　　　　　　　　　　　なんか情けない表情をしています
　　　　　　　　　　　　　目がキョロキョロ動くので
　　　　　　　　　　　　　タイミングによって顔つきが変わります
　　　　　　　　　　　　　岩の上でキリッと上を見て
　　　　　　　　　　　　　凛々しい表情も見せてくれますが
　　　　　　　　　　　　　時にはこんな時も・・・
　　　　　　　　　　　　　でも、いつ見ても可愛い奴です

　　　　　　　　　　　　　　　
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タグ：石垣 マンタスクランブル イシガキカエルウオ キビ狩り カンムリワシ