海のアイドル再演ー397 「フィリピンスズメダイ」 [魚]
(2010.11.13掲載)
今日のアイドル再演ー397 「フィリピンスズメダイ」
2010年9月12日・28日 石垣島 米原リーフ下
オーバーハング等の薄暗い所に好んでいます
黒っぽい体色なの暗闇に溶け込んで目立ちません
なので鰭の黄色だけがチラチラ泳いでいるように見えます
さして注目していなかったのですが意外にきれい?です
今までシカトしていてゴメンナサイ・・・^^
崖下のごちゃごちゃした背景、そして青抜きの写真ですが
光の当たり方が違うからでしょうが
同じ魚でも体色の微妙な変化が面白いな~と思いました
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海のアイドル再演ー396 「バラハタの若魚」 [魚]
(2010.11.11掲載)
今日のアイドル再演ー396 「バラハタ 若魚」
2010年9月12日 石垣島 米原ミノカサゴの根
オッ、きれいなハタがいる・・・ユカタハタかな?
尾鰭の形からユカタじゃない、さて何かな?
海の中ではここまでしか判断は下せません
陸に上がって図鑑とにらめっこです
大型のハタで三日月型の尾鰭はバラハタだけ
解説では尾鰭や背鰭尻鰭の後縁は黄色だとあります
でもこれは黄色ではなく白く見えます
似た魚のオジロバラハタは名前の通り白い縁
さて、どっちだろう・・・??
成長するに従って色や模様が変化します
その変化のどの段階かの判断が難しいのですね
総体的にはバラハタでいいのではと判断しました
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海のアイドル再演ー395 「イノー(礁池)探索」 [シュノーケリング]
(2010.11.10掲載)
「天気晴朗なれども波高し」一カ月ぶりのマイポイントダイビングを予定していたが北東風が続き波が治まらない。リーフ越えを諦めて久しぶりにシュノーケリングでイノー(礁池)の観察に変えた。
あの10月20日前後の記録的な大雨により増水した太田川がビーチの砂を大量にイノーに吐き出したが、果たして水中の様子はどうなってしまったか非常に気掛かりではあった。
以前は渚から短い距離で1m以上の深みになっていた所が、渚から15mくらい沖まで砂地の浅瀬へと変化、深みに点々とあった高さ1m以上のハマサンゴの大きな塊(アトール)が微かに頭を覗かせているだけ。堆積した砂は1m以上であり、如何に大量の砂が吐きだされたかが分かる。
ハマサンゴだけではなくこの辺りに群生していたトガリシコロサンゴの群落も半分以上砂に埋もれてしまったようだ。
砂の堆積だけではなく、砂を運んだ川からの大量の真水と降り続いた豪雨により、海水の塩分濃度低下の影響で白化したサンゴがかなり広範囲に広がっていた。
砂と真水のダブルパンチを受けたともいえるイノーのサンゴ達、このあとどのように変化するか、あるいは復活するかを注意深く見守りたい。
魚たちの営みは特に変わりはないようである。餌付けされた魚たちは健在で、私の姿を見つけて寄ってくる。指を擦る音に反応して大騒ぎの魚たちを独り占めするのである。
渚周辺に住んでいた共生ハゼたちはいったいどうしただろうか。降り積もってくる砂をどのように回避したのかも知りたいところである。ダテハゼ・シノビハゼの小さい個体が新しい住処を見つけたようだが、ギンガハゼの姿を確認することはできなかった。
海のアイドル再演ー395 「シュノーケリング」
2010年11月10日 石垣島 米原イノー(礁池)
「天気晴朗なれども波高し」一カ月ぶりのマイポイントダイビングを予定していたが北東風が続き波が治まらない。リーフ越えを諦めて久しぶりにシュノーケリングでイノー(礁池)の観察に変えた。
あの10月20日前後の記録的な大雨により増水した太田川がビーチの砂を大量にイノーに吐き出したが、果たして水中の様子はどうなってしまったか非常に気掛かりではあった。
以前は渚から短い距離で1m以上の深みになっていた所が、渚から15mくらい沖まで砂地の浅瀬へと変化、深みに点々とあった高さ1m以上のハマサンゴの大きな塊(アトール)が微かに頭を覗かせているだけ。堆積した砂は1m以上であり、如何に大量の砂が吐きだされたかが分かる。
ハマサンゴだけではなくこの辺りに群生していたトガリシコロサンゴの群落も半分以上砂に埋もれてしまったようだ。
砂の堆積だけではなく、砂を運んだ川からの大量の真水と降り続いた豪雨により、海水の塩分濃度低下の影響で白化したサンゴがかなり広範囲に広がっていた。
砂と真水のダブルパンチを受けたともいえるイノーのサンゴ達、このあとどのように変化するか、あるいは復活するかを注意深く見守りたい。
魚たちの営みは特に変わりはないようである。餌付けされた魚たちは健在で、私の姿を見つけて寄ってくる。指を擦る音に反応して大騒ぎの魚たちを独り占めするのである。
渚周辺に住んでいた共生ハゼたちはいったいどうしただろうか。降り積もってくる砂をどのように回避したのかも知りたいところである。ダテハゼ・シノビハゼの小さい個体が新しい住処を見つけたようだが、ギンガハゼの姿を確認することはできなかった。
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海のアイドル再演ー394 「ギチベラ 3態」 [魚]
(2010.10.09掲載)
今日のアイドル再演ー394 「ギチベラ 3態」
10.08.29/10.09.12 石垣島 米原リーフ下
何時でもどこでもごく普通に見るベラの仲間です
でも意識しての撮影は初めてだったようです
生息環境によって色彩異変が著しいこと
また雄雌でも全く違う色彩なので一見すると別の種かと思ってしまいます
ただ唯一、他のベラに見られない特徴があります
収納可能な折り畳み式の「口」を持っていること
その仕組みの一部が口の下に現れています
上は典型的な雄の成魚、申し分ない派手な風格です
これに比して雌は真っ黄色の個体が多いようです
下の2態は違う種類かと思って撮ったのですが
口の下の仕組みから、同じギチベラの若い個体と分かりました
淡い色の方は雌相、一方は雄相ということのようです
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海のアイドル再演ー393 「D.No.697」 [ダイビング]
Dive No.697 マイポイントダイビング(ダイブログより転記)
昨日の予報では今日の午前中は雨、海況は良さそうなので雨でも出かけるつもりだった。意が通じたのか今朝の予報では曇りのち晴れ、こういう予報の外れ方は大歓迎である。
ビーチから見る海は波一つなく鏡の様で雲間の青い空を写し込んでいる。右手(東)からボートが滑るようにやって来てポイントの上に停まった、今日も先客有りだ。
イノーを泳ぎながら水面を見ると灰汁のような白い汚れが一面に浮いている。リーフを出てポイントの上の海面にも漂っているのだが、もしかしてこれもサンゴのスリック(卵の塊)なのだろうか。5月ごろに見る枝サンゴのスリックとは明らかに違うものだが他の種類のサンゴの産卵が有ったのかもしれない。
潜降しいつものようにヤマブキスズメダイにご挨拶、ポイント根へ行くと小魚の姿は消えていたが変わってヨスジフエダイの若魚(10cm位)が小さく群れていた。鮮やかな黄色が根を彩っている。
先客が砂地に腹ばいになってストロボを焚いていた。ハナハゼでも狙っているのだろう。オトヒメ御殿へ進むと、あれ?先回と同じようにサザナミフグがボーッと浮いている。余程ここがお気に入りなのだろうか、と反対側に回ってみると小さなホンソメワケベラにクリーニングされている。なるほど…とは思ったが、まさか2週間前からズーッここに居たわけではあるまい。
帰路の砂地でオニハゼを見つけ久しぶりにマクロレンズでどこまで寄る事が出来るか挑戦してみた。匍匐前進でジワリジワリ、ポートから10cm位まで寄れた所で逃げられた。
駆け上がりでサンゴチェック、白化・オニヒトデとも兆候なし、至って健全に成長し続けている。
浮上し穏やか礁原をゆっくり岸に向かって進む。ここでもお馴染みでありながらカメラに収めていないアイドル達がわんさといるのだが、シュノーケリングで1m足らずの水深では悪戦苦闘を強いられるのでまた先延ばし、ついででやるにはなかなか難しい課題ではある。
渚近くにはボラの大群、コバンアジ、ヒラアジの若魚達が、幾分少なくなった海水浴客を尻目に餌探しに夢中である。
ボラの大群
コバンアジ&ヒラアジ(中)
2010年10月12日 天気:曇り時々晴れ 気温:29℃ 水温:水面28℃・水底28℃
無風・凪 潜水時間:55分 水深:最大22.8m・平均16.1m
昨日の予報では今日の午前中は雨、海況は良さそうなので雨でも出かけるつもりだった。意が通じたのか今朝の予報では曇りのち晴れ、こういう予報の外れ方は大歓迎である。
ビーチから見る海は波一つなく鏡の様で雲間の青い空を写し込んでいる。右手(東)からボートが滑るようにやって来てポイントの上に停まった、今日も先客有りだ。
イノーを泳ぎながら水面を見ると灰汁のような白い汚れが一面に浮いている。リーフを出てポイントの上の海面にも漂っているのだが、もしかしてこれもサンゴのスリック(卵の塊)なのだろうか。5月ごろに見る枝サンゴのスリックとは明らかに違うものだが他の種類のサンゴの産卵が有ったのかもしれない。
潜降しいつものようにヤマブキスズメダイにご挨拶、ポイント根へ行くと小魚の姿は消えていたが変わってヨスジフエダイの若魚(10cm位)が小さく群れていた。鮮やかな黄色が根を彩っている。
先客が砂地に腹ばいになってストロボを焚いていた。ハナハゼでも狙っているのだろう。オトヒメ御殿へ進むと、あれ?先回と同じようにサザナミフグがボーッと浮いている。余程ここがお気に入りなのだろうか、と反対側に回ってみると小さなホンソメワケベラにクリーニングされている。なるほど…とは思ったが、まさか2週間前からズーッここに居たわけではあるまい。
帰路の砂地でオニハゼを見つけ久しぶりにマクロレンズでどこまで寄る事が出来るか挑戦してみた。匍匐前進でジワリジワリ、ポートから10cm位まで寄れた所で逃げられた。
駆け上がりでサンゴチェック、白化・オニヒトデとも兆候なし、至って健全に成長し続けている。
浮上し穏やか礁原をゆっくり岸に向かって進む。ここでもお馴染みでありながらカメラに収めていないアイドル達がわんさといるのだが、シュノーケリングで1m足らずの水深では悪戦苦闘を強いられるのでまた先延ばし、ついででやるにはなかなか難しい課題ではある。
渚近くにはボラの大群、コバンアジ、ヒラアジの若魚達が、幾分少なくなった海水浴客を尻目に餌探しに夢中である。
ボラの大群
コバンアジ&ヒラアジ(中)
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