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海のアイドル再演ー390 「D.No.694」 [ダイビング]

(2010.08.29掲載)


今日のアイドル再演ー390 D.No.694 「マイポイントダイビング」
2010年8月29日 石垣島 米原リーフエッジ



Dive No.694 (ダイブログより転記)
2010年8月29日  天気:曇り  気温:30℃  水温:水面29℃・水底29℃
南西の風1・凪   潜水時間:49分  水深:最大22.8m ・平均16.4m


 予報では今日は雨、昨晩から雨でも決行と決めていた。幸い雨は降っておらずどんより曇り空ながら風は穏やか、海も僅かにうねりがあるが殆ど凪状態である。こんな天気なら観光客も少ないだろうとゆっくり出かける。駐車場は2台目だった。

 リーフを越え潜降開始、先ず目についたのがグルクン若魚の玉、根の上でぐるぐる固まってお食事中だ。
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 オーバーハングの壁を巡ってポイントの根へ。俺の城だ~と言わんばかりに居座るニセゴイシウツボの尻尾にちょっと触れたりして遊んでいると、異様に近くをうろうろする魚が一匹、老成のギチベラの雄が私を興味ありげにチェックしている様子だった。
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 この後砂地を帰る途中には、キツネアマダイやキツネウオなど大きめの個体がやたら目についた。これも繁殖活動が終わったこの季節ならではの現象だろうか。

 いつものコースを辿り駆け上がりのサンゴ観察、そして前回目撃したオニヒトデのその後の確認をと、残圧を気にしながら-5mラインを探しまわったが成体幼体とも確認できなかった。ひとまず拡散はない模様で一安心である。

 イノーを戻りビーチ近くの海中で魚たちが騒いでいた。
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 海水浴客が不用意に捨てた魚肉ソーセージの皮、まだソーセージがこびりついているようで、かなり大型の魚が突っつき回している。意外にもその中にサザナミヤッコまでもがいたのである。
 周りを見渡してもこれを見ている遊泳客はいない。魚を寄せてみるもそれに飽きたらポイ捨てで知らん顔、何とも言いようのない無責任さに空しさと異様な悲しみを覚えたのである。このまま無策で放置すれば、この米原の海が生態的にも汚れてしまうかも知れない。何らかの行動を起こさなければならないと強く感じたのである。


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