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海のアイドル再演ー393 「D.No.697」 [ダイビング]

Dive No.697  マイポイントダイビング(ダイブログより転記)

2010年10月12日  天気:曇り時々晴れ  気温:29℃  水温:水面28℃・水底28℃
無風・凪   潜水時間:55分  水深:最大22.8m・平均16.1m 


 昨日の予報では今日の午前中は雨、海況は良さそうなので雨でも出かけるつもりだった。意が通じたのか今朝の予報では曇りのち晴れ、こういう予報の外れ方は大歓迎である。

 ビーチから見る海は波一つなく鏡の様で雲間の青い空を写し込んでいる。右手(東)からボートが滑るようにやって来てポイントの上に停まった、今日も先客有りだ。
 イノーを泳ぎながら水面を見ると灰汁のような白い汚れが一面に浮いている。リーフを出てポイントの上の海面にも漂っているのだが、もしかしてこれもサンゴのスリック(卵の塊)なのだろうか。5月ごろに見る枝サンゴのスリックとは明らかに違うものだが他の種類のサンゴの産卵が有ったのかもしれない。
 
 潜降しいつものようにヤマブキスズメダイにご挨拶、ポイント根へ行くと小魚の姿は消えていたが変わってヨスジフエダイの若魚(10cm位)が小さく群れていた。鮮やかな黄色が根を彩っている。
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 先客が砂地に腹ばいになってストロボを焚いていた。ハナハゼでも狙っているのだろう。オトヒメ御殿へ進むと、あれ?先回と同じようにサザナミフグがボーッと浮いている。余程ここがお気に入りなのだろうか、と反対側に回ってみると小さなホンソメワケベラにクリーニングされている。なるほど…とは思ったが、まさか2週間前からズーッここに居たわけではあるまい。
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 帰路の砂地でオニハゼを見つけ久しぶりにマクロレンズでどこまで寄る事が出来るか挑戦してみた。匍匐前進でジワリジワリ、ポートから10cm位まで寄れた所で逃げられた。
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 駆け上がりでサンゴチェック、白化・オニヒトデとも兆候なし、至って健全に成長し続けている。
 浮上し穏やか礁原をゆっくり岸に向かって進む。ここでもお馴染みでありながらカメラに収めていないアイドル達がわんさといるのだが、シュノーケリングで1m足らずの水深では悪戦苦闘を強いられるのでまた先延ばし、ついででやるにはなかなか難しい課題ではある。
 
 渚近くにはボラの大群、コバンアジ、ヒラアジの若魚達が、幾分少なくなった海水浴客を尻目に餌探しに夢中である。
   ボラの大群
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   コバンアジ&ヒラアジ(中)
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