海のアイドル（６８）

　今日石垣市内のある会合で３５年前の米原の海はこうだったという話を聞きました。その方も米原の海が好きで磯遊びや釣りでよく来られたそうですが、その頃はリーフエッジで釣りをしているとすぐそこをイソマグロの群れが通って行ったり沖合いをカツオの群れが水面を騒つかせながら通過したりしたもんです、それに比べ今の米原は・・・ということでした。
　私はその頃のことは知りませんので、そうだったのかも知れないとしか言えませんが、要は海が変わってしまったということを伝えたかったのだと思います。確かに私もこの１２年米原の海を見続けており、年毎の変化は身に浸みるほど感じています。イソマグロの大群は無理としても今の状況を悪化させることなく、少なくとも現状を維持することを真剣に考えて行きたいし、そのことへの行動を起こす必要性を強く感じているところです。

　　　　　　　　　　　　　　　　今日のアイドル「フタスジタマガシラ」

　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　前出のアカヒメジが砂に頭を突っ込んで
　　　　　　　　　　　　　　　餌探しをしています
　　　　　　　　　　　　　　　そこにちゃっかりおこぼれをいただこうと
　　　　　　　　　　　　　　　待ち構えているのが「フタスジタマガシラ」
　　　　　　　　　　　　　　　アカヒメジに探られて
　　　　　　　　　　　　　　　飛び出てくる底生甲殻類を
　　　　　　　　　　　　　　　狙っているのです
　　　　　　　　　　　　　　　さてこの勝負
　　　　　　　　　　　　　　　どちらが勝つでしょう
　　　　　　　　　　　　　　　それにしてもアカヒメジのこの体勢
　　　　　　　　　　　　　　　すごく無防備です
　　　　　　　　　　　　　　　フタスジタマガシラが見守っているから
　　　　　　　　　　　　　　　と見えなくもありません
　　　　　　　　　　　　　　　お互いを認識し合っての
　　　　　　　　　　　　　　　共同作業なのかもしれませんね

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