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Dive No.668 [ダイビング]

Dive.No668(ダイブログから転記)
 やはり昨日の方が天気は良かった。しかし気になる作業を優先し今日に賭けた。
 梅雨前線が近付き南西風が強く雲が走り時々日が射す。海も沖合で風波が起っているがリーフエッジあたりは海面が多少騒ぐ程度だ。 
 今日もポイント上に先客あり。船上でブリーフィングしている間にお先に失礼! ポイント根はスカシテンジクダイ等の幼魚が一層増えて根からあふれ出ているような感じ、水温も上がっていてこれからもっと賑やかになるだろう。ケラマハナダイの幼魚もちらほら見える。
 オニハゼを見に行くと今日はカップルで出迎えてくれた。と傍にヤッコエイがなにやらもぞもぞしている。いつもは半分砂に潜ってじっとしているヤツがちょっと変だ。どうやらお食事中のようである。
 リーフエッジに上がり見るとボートが2隻になっていた。水中では誰にも会うことなく、早目のダイブで成功。ご機嫌でMyニモと渚のギンガハゼ詣でをして本日終了。

         スカテン.jpg
          幼魚の群れ

         オニハゼ.jpg
          オニハゼのカップル

(追記)
 ヤッコエイの動きが変なのでしばらく観察してみた。いつもは近付くとさっさと逃げるのにどうやら餌探しに夢中のようで逃げない。尻尾が掴めるくらいの距離でも一向に気にしない様子だ。せっかくだから、エイの食事風景をじっくり見せてもらった。
 口は身体の下側だから実際に餌を口に入れる様子は見ることはできないが、口を上下に揺すって右に左に身体を動かしながらモゴモゴしている様子が窺える。前後左右に微妙に行き来するのでよく見ると、尻尾の付け根の左右にある、ヒレのようなものを器用に動かし歩いている。翼は全く使っていない。ヒレのような物、図鑑によると腹鰭(はらびれ)とある。
 身体に触れることができる距離、横目で私が見えているのかいないのか、一向に逃げる気配がないので触れてみようと手を出したが、すーっと浮いて悠然と泳いでいってしまった。
「エイは腹鰭で歩くことができる」・・・、今日の大発見である。

         ヤッコエイ.jpg
          食事中のヤッコエイ

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