海のアイドル（７２）

　今日は「吉原マンション景観訴訟」の福岡高裁第一回公判の報告説明会に出席してきました。東京から代理人の弁護士さんが来られ、公判の状況とこの裁判の意義を改めて確認することができました。
　弁護士さんも再三強調されていましたが、この裁判は石垣の一地域の問題に留まらず結果次第によっては全国の同じような問題に波及することになる、いわば全国区の問題として位置付けられる。従って一部の市民に留まらず県民いや国民一人ひとりが関心を持って然るべき問題なのであるということです。
　吉原マンション景観訴訟について詳しくはこちら。
　できるだけ多くの方の賛同を得、活動の支援に結び付けることができればと思っています。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　今日のアイドル「ソウシハギ」

　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　ダイビングの帰り道
　　　　　　　　　　　　　　　　　リーフエッジから岸に向かって
　　　　　　　　　　　　　　　　　泳ぎ移動するときも
　　　　　　　　　　　　　　　　　周りの様子を探りながら
　　　　　　　　　　　　　　　　　ジグザグに泳ぐようにしている
　　　　　　　　　　　　　　　　　途中、思いがけないものに
　　　　　　　　　　　　　　　　　出会うこともあるのだ
　　　　　　　　　　　　　　　　　このソウシハギもその一つ
　　　　　　　　　　　　　　　　　イノー（礁湖）で出会った珍客
　　　　　　　　　　　　　　　　　ハギの仲間としても
　　　　　　　　　　　　　　　　　特徴ある形と色・模様である
　　　　　　　　　　　　　　　　　しかし腸に毒があるとか
　　　　　　　　　　　　　　　　　見るだけにしておこう

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タグ：吉原マンション訴訟 米原

海のアイドル（７１）

　昨日６月２３日は慰霊の日でした。沖縄ではこの日一日各所で鎮魂の行事が行われ、学校や役所もお休みでした。ギラギラ太陽の下での式典など象徴的な風景がいつものように映し出されていました。　石垣も昨日は梅雨とは思えない暑い一日でしたが、まだ梅雨明けは発表されていません。何日か経ってから遡って「明けた模様」ということになるのでしょう。
　犬の散歩で朝7時、山裾の林に入るとあのリュウキュウクマゼミの大合唱がスコールのごとく降ってきます。いよいよ夏本番です。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今日のアイドル「コブシメ」

　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　イノー（礁湖）でひょっこり出会った
　　　　　　　　　　　　　　　　若いコブシメです
　　　　　　　　　　　　　　　　私の目を騙そうと見事に擬態しています
　　　　　　　　　　　　　　　　右側に見える海草みたいなものとそっくりです
　　　　　　　　　　　　　　　　このカットの後
　　　　　　　　　　　　　　　　「しまった、見破られたか～！」と
　　　　　　　　　　　　　　　　あっという間に本来の姿に変身し
　　　　　　　　　　　　　　　　スウーッと逃げていきました
　　　　　　　　　　　　　　　　できればこっちも擬態して
　　　　　　　　　　　　　　　　コブシメの変身術を
　　　　　　　　　　　　　　　　じっくり観察してみたいものですが
　　　　　　　　　　　　　　　　無理ですね

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タグ：米原

海のアイドル（７０）

　コンピューターの修理を終え、バックアップしたデータを徐々に戻しつつあります。過去の経験が生きて、今のところ順調に復活しています。ダイブログのソフトをインストールし、ログデータも無事復活、膨大な写真ファイルも元に戻りました。
　ブログ用への画像変換も普通に行えるようになりましたが、ただひとつちょっと気にかかることがあります。以前はWeb用に保存するときJPEGで保存できたのですが、今回はWeb保存を選択するとGIFでしか保存できないのです。ブログ編集画面上ではどちらも違いなく見えるのですが、実際JPEGでもGIFでも変わりはないのでしょうか、オジイとしてはとても気になります。
　また記事の文字色の変更ができず、サポートデスクへ問い合わせをしているのですが、どうも初めてのケースのようでまだ解決しておりません。ということで今日も致し方なくのっぺらぼうな記事となっております。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　今日のアイドル「ヘコアユ」

　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　ダイビングを終えイノーを戻る途中
　　　　　　　　　　　　　　白い砂底に漂っていました
　　　　　　　　　　　　　　変わった形をしているので
　　　　　　　　　　　　　　じっくり観察するといろいろ楽しめます
　　　　　　　　　　　　　　普通は頭を下にして
　　　　　　　　　　　　　　そのままの体制で移動します
　　　　　　　　　　　　　　でも逃げるときは水平になります
　　　　　　　　　　　　　　ナイフのように薄いので
　　　　　　　　　　　　　　クルッと回って棒にもなります

　　　　　　　　　　　　　　川の鮎とは似ても似つかないのに
　　　　　　　　　　　　　　なぜアユなのか
　　　　　　　　　　　　　　アユは歩むのアユ、へコは逆さのこと
　　　　　　　　　　　　　　逆さになって歩む＝進むの意味だそうです
　　　　　　　　　　　　　　英名のKnife Fishが一番うなずけますね

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タグ：米原

海のアイドル（６９）

　またまた早とちりをしてしまいました。
　昨日のアイドル紹介写真で、砂に潜っている魚をアカヒメジと書きました。いつものことですがちょっとしたことがきっかけで「あれ、待てよ、あれでよかったかな？」と気になって調べなおすと、やはりまちがっていたか・・・ということがままあります。勘違いや思い込み、今一度念を押して確認すればよいことなのですが、ついつい手を抜いてまた失敗をしてしまいました。
　実はあの潜っている魚の体側の黒い線と尻尾の付け根の黒い紋が気にはなっていました。夜ベッドの上でフッとしたときに思い出し、今朝になって図鑑をみてやはり間違いであったことを確認しました。あれは「オオスジヒメジ」でした。おまけに図鑑には「フタスジタマガシラやオジサンを随伴しているのが観察されている」とまで記されておりました。
　なにげなく撮った写真でしたが、思わぬところで大変印象深い一枚になったと同時に、オオスジヒメジも忘れられない魚として、また海で再会することが楽しみの一つになりました。

　　　　　　　気を取り直して、今日のアイドルは「ハナヒゲウツボの幼魚」です

　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　ある日、いつものコースから
　　　　　　　　　　　　　ちょっと足を延ばし探し当てました
　　　　　　　　　　　　　恐らくどこのショップも確認していなかったはず
　　　　　　　　　　　　　しばらくは私だけのアイドルとして
　　　　　　　　　　　　　モデルになってくれました
　　　　　　　　　　　　　何カット撮ったかわかりませんが
　　　　　　　　　　　　　まともなカットがないのです
　　　　　　　　　　　　　白い砂地に真っ黒なボディー
　　　　　　　　　　　　　いろいろ工夫しても影絵になってしまう
　　　　　　　　　　　　　成長してきれいなブルーに変わるまで
　　　　　　　　　　　　　そこにいて欲しかったのですが
　　　　　　　　　　　　　いつの間にか姿を消してしまいました
　　　　　　　　　　　　　今頃はきっとどこかで
　　　　　　　　　　　　　黄色いハナヒゲを
　　　　　　　　　　　　　ひらひらさせて
　　　　　　　　　　　　　愛嬌を振りまいていることでしょう

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海のアイドル（６８）

　今日石垣市内のある会合で３５年前の米原の海はこうだったという話を聞きました。その方も米原の海が好きで磯遊びや釣りでよく来られたそうですが、その頃はリーフエッジで釣りをしているとすぐそこをイソマグロの群れが通って行ったり沖合いをカツオの群れが水面を騒つかせながら通過したりしたもんです、それに比べ今の米原は・・・ということでした。
　私はその頃のことは知りませんので、そうだったのかも知れないとしか言えませんが、要は海が変わってしまったということを伝えたかったのだと思います。確かに私もこの１２年米原の海を見続けており、年毎の変化は身に浸みるほど感じています。イソマグロの大群は無理としても今の状況を悪化させることなく、少なくとも現状を維持することを真剣に考えて行きたいし、そのことへの行動を起こす必要性を強く感じているところです。

　　　　　　　　　　　　　　　　今日のアイドル「フタスジタマガシラ」

　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　前出のアカヒメジが砂に頭を突っ込んで
　　　　　　　　　　　　　　　餌探しをしています
　　　　　　　　　　　　　　　そこにちゃっかりおこぼれをいただこうと
　　　　　　　　　　　　　　　待ち構えているのが「フタスジタマガシラ」
　　　　　　　　　　　　　　　アカヒメジに探られて
　　　　　　　　　　　　　　　飛び出てくる底生甲殻類を
　　　　　　　　　　　　　　　狙っているのです
　　　　　　　　　　　　　　　さてこの勝負
　　　　　　　　　　　　　　　どちらが勝つでしょう
　　　　　　　　　　　　　　　それにしてもアカヒメジのこの体勢
　　　　　　　　　　　　　　　すごく無防備です
　　　　　　　　　　　　　　　フタスジタマガシラが見守っているから
　　　　　　　　　　　　　　　と見えなくもありません
　　　　　　　　　　　　　　　お互いを認識し合っての
　　　　　　　　　　　　　　　共同作業なのかもしれませんね

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