Dive No.666

Dive No.666 （ログブックより転記）
天候：晴れ　　気温：２９度　　海況：うねり少々
　　　　 石垣・マイポイント周辺

　毎年5月のＧＷが過ぎると海ではサンゴの産卵が始まる。満月の前後、満潮時に一斉産卵があるはずだが、今年はどうしたことか小規模産卵の痕跡（漂着スリック）があちこちで見られただけ。海水温が半月前22℃から少しは高くなっているはずと期待したがまだ23℃､やはり本格的な産卵は次の満月になるのかもしれない。
　水温が低いせいでポイントの魚影もまだ小さい。今回目立ったのは１０ｃｍくらいの可愛いハリセンボンが数匹大きな目玉をキョロキョロさせて漂う姿だった。
　少し流れがあり遡ると一層冷たさを感じ早々に帰ることにした。駆け上がりを浮上すると明らかに水温が上がるのを実感する。
　ふと思い出したのが何年か前に確認したミズイリショウジョウガイ（アイドル３３で紹介）、記憶どおりの場所にまだ健在だった。いったいどれくらいの年月を生きているのか、以外に長寿である。写真は閉じられて失敗。この近くに珍しく大型のシャコガイを発見、見つかったらすぐに採られてしまいそう、これも引き続き観察の対象としよう。
　うねりに後押しされながらイノーを泳ぎ渚のギンガハゼのご機嫌伺い、灰色一尾を含め７固体ほど確認できた。

　　　　　　
　　　　　　　可愛いハリセンボンの兄弟

　　　　　　
　　　　　　キンセンの根に稚魚の群れ，多分キンセンイシモチの稚魚
　
　　　　　　
　　　　　　　大きなシャコガイ、元気で生きろよ！

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