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海のアイドル(1736) 石垣島 米原オトヒメ御殿 [魚]



今日のアイドル「クマノミ ⅩⅩⅩⅩⅣ ♀」
2017.08.26 石垣島 米原オトヒメ御殿

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何度も登場しておりますジャニーズ系クマノミくんです
まあ毎度派手に出迎えてくれますが今日はクリーニング?
ヘンなオヤジに構ってなんかおれないよって・・・

クマノミの雌雄は尻尾の色で解るのですが
それでいくとこのジャニーズ君の尻尾は白、メスなんですね~
カップルで居れば区別できますが一匹の場合どうなんでしょう

そもそもクマノミ種は雌性優先、雄として生まれる訳ですね
この子ももともと雄だった、しかしここでは最初から雌でした
どこかで性転換した雌がここに流れ着いたということでしょうか

未だ独身、ず~っとここで雄を待っている、なんか哀れな身の上
こちら雄は雄でもこんなジジイじゃ相手にもならないし・・・
どこからかあぶれた雄が来てくれるのを待つしかないのかな?













 先日の朝10時ごろでした。 家のごく近くでカンムリワシのピィ~ともヒィ~ともいえないかすれた鳴き声が聞こえたので外へ出て見ると、家の前の電柱に渡してある光ケーブルにカンムリワシが止まっていました。光ケーブルですから電柱の中程の高さ、カメラを持ってそのすぐ下まで近づいて撮影しようとしました。

 ワシは左側を向いて止まっていましたが頭は後ろを振り返る格好、「オ飛ぶ.jpg~ィ、こっちを向いてよ~」と色々音をたてて気を引こうとしましたが右側の畑に獲物がいたのでしょうか一向にこちらを向いてくれません。どうしたもんかとイライラ待ちましたが突然そのまま飛び立とうとしたので咄嗟にシャッターを切りました。        (クリックして大きい画面でどうぞ・・・)

 ケーブルを掴んだ足が離れる瞬間、尻尾が上を向いています。翼の裏の模様も捉えられて、これはこれで躍動感のあるいい画だな~っと自画自賛。。。





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海のアイドル(1735) 石垣島 米原オトヒメ御殿 [魚]



今日のアイドル「クリーニングされるドクウツボ Ⅳ」
2017.08.26 石垣島 米原オトヒメ御殿

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時々この根に顔を出すドクウツボくんです
毒なんて、如何にも恐ろしい海の生き物って印象ですが
これは単に外形と体色から付けられたようで、毒なんてありません
それよりこのチッコイ目のとぼけた顔を見てやってください

以前の記事で眼前に迫るオトヒメエビが危ない!と書きました
しかしウツボくんはそれを狙うふりはありませんね~
そうこうするうちに今度はホンソメワケベラの登場です

そういえばオトヒメエビもクリーニング屋さんでした
オトヒメエビにクリーにングをねだろうとしていたところ
ベラもやってきてくれたので、こりゃー好都合だわい!ってか
オトボケ顔が余計に間の抜けた顔になってしまいましたね~













 以前、ダイビングコースに在る若いまん丸サンゴのことを書きましたが、その成長ぶりを記録するためにサンゴの直径を測ろうと思い、その時は掌の1.5倍てなことで、凡そ29cmとしていました。
 正確に測るためにはメジャー(ものさし)が必要です。海の中に持っていける物差し・・・、家に在るのは30cmのプラスチックのもの、長尺のものとしては金属製の巻尺ですが、どちらもそのまま海に持っていくには不適切、そこでNETで調べてみました。

 頭に浮かんだのは大工さんが使っていた折れ尺、と言っても頭の中には折れ尺.jpgあの竹製の黄色い奴しか浮かばなかったのですが、NETではまあなんと色々な折れ尺があるもんです。そこで選んだのはファイバー製、1mの折れ尺、10cmづつに折れるのでとてもコンパクトで、これならBCのポケットにもすんなり納まります。       (クリックして大きい画面でどうぞ・・・)

 先日のダイビングに早速これを持参、例のまん丸サンゴを測ってみました。また少し成長したのか、まん丸が少し歪んで、長径31cm、短径30cmでした。 実際メジャー持ってみるとあれもこれもと色々なサンゴの大きさを測ってみたくなりますが、キリが無いのでさしあたり計測するサンゴは一つだけにしておきましょう。




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Dive No.810  石垣島 米原 [ダイビング]



 高温で安定した天気の連続、海水温の上昇が気掛かりなところ台風18号の接近、しかしこーすが宮古島の東を通過で肩透かしの感、しかし海は荒れていたので多少の影響をのこしてくれたかな? 今回はその確認を・・・

Dive No.810 (ダイブログより転記)
   2017年9月24日  天気:晴れ時々曇り 気温:33℃ 水温:水面29℃・水底28℃
   風:南0.5  波:ベタ凪  潜水時間:45分  水深:最大23.1m・平均17.7m

 今日もポイント上に先客のダイビングボートが一隻、日曜日の今日帰る客の為に早出をしているのだろうか、海の中をあまり掻き回さないでくれよと願う。

 イノーを進む、台風の影響は無かったようだ。礁原の魚達もいつもと変わらぬ様子だ。先客のボートの脇から潜降、下から細かい泡の固まりが次々に上って来る。早く上がって来いと願いながらヨスジの根に降りる、とりあえずヨスジに挨拶、また違うのが来たか~とあきれ顔に見えたのは気のせいか・・・。
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 先客のパーティを脇目に壁の奥へ進む。と壁の奥ドン詰まりの下に先客の別パーティが潜り込んでいる、いったい何をさがしているのだろう。 こちらはスミレヤッコ姐さん、彼等は関心が無いのかな? それならそれでいい・・・。 壁の穴を出入りするスミレヤッコ姐さん、カメラで狙うも暗いのでAFが効かない、やはり補助光を考えた方がいいのかな~。

 奥の広場のクリーニングステーションには町長さんの他に大型おヒメジが数匹クリーニング中、さて何ヒメジかな?
 折り返してコースを進む。シライトのクマノミカップルと遊ぶ。特徴のある尾びれのオスを観察、尾鰭に変化は無し。 オスメス威勢はいいが子作りはまだのようだ。

 ミノカサゴの根へ。根に近付くと向こうから先客のパーティが来たのでちょっといいカッコをして見る、腕でどうぞのジェスチャーをするとガイドの女性が大袈裟にお辞儀、よしよしとその場を去り先へ急ぐ。

 オトヒメ御殿へ。 暫定の主であるハナミノカサゴは健在、相変わらずの舞いを見せてくれるので撮らない訳にはいかない・・・。
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 根の周りの砂地にはダイバーがはいずり回った跡がくっきり、案の定ナガレハナサンゴをツンツンしたようで一部のポリプが引っ込み骨格がむき出しになっている。無闇にツンツンするのはよそうよ~!と叫びたい。
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 根を離れてジュズダマイソギンチャクへ。 目印が見つからない、見当をつけて周りを見渡すと、細かいミツボシクロスズメの幼魚が集っているその下にジュズダマが在りました。移動したのかな? 様子の変化に驚くが健在を確認できたことでヨシとする。

 キンセンの根へ。 リーフ近くで底揺れがあったためかここの小魚は殆ど飛ばされてしまったようで何も居ない状態、ガレ場へ進み浮上へ・・・。 元気に成長をている若いテーブルサンゴ、見るたびに一つ一つがその存在感を増して華やかなサンゴ畑の様相を呈してきているのは嬉しいことだ。

 ミニアーチのミズイリショウジョウに乗っかるサンゴ、台風のウネリのせいか半分が欠け落ちてしまっていた、残念!
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 サンゴが折れた原因、まさか人為的ではないよね、ミニアーチの淵にあるから、台風のウネリによりアーチを出入りする激流に逆らえず折れたのかだろう等と考えながら斜面を上る。斜面のサンゴには影響はなかったようだ。最後にハマクマノミのカップルのご機嫌を伺い浮上。

 礁原からイノーへ、無数の魚達の普段通りの生活を見て楽しみながら泳ぐ。 ビーチ手前の砂地に揺らめく光の波紋が綺麗だ。
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 やはり遠くを通過した台風の影響はさほどなかった。 それでも海水面が騒いだおかげで水温がやや下がってくれたことで、今年のサンゴ白化の心配は無くなったとみていいだろう。ただ透明度の改善には繋がらなかったのがちょっと残念・・・。





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海のアイドル(1734) 石垣島 米原オトヒメ御殿 [魚]



今日のアイドル「ハナミノカサゴ ⅩⅩⅩⅩⅦ」
2017.08.26 石垣島 米原オトヒメ御殿

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このところこの根の主役はハナミノカサゴの代役が主です
乙姫さんは穴に潜り込んでいますので探さないと分かりませんが
その点ハナミノカサゴは根の上を自由に行き来して目立ちます
しかも派手なコスチュームなので無視するわけにもいきませんね

他の根にもハナミノカサゴは居ますがいずれもこのサイズ以上
できればもう少し幼いチビ個体が来てくれればいいのですが・・・
幼体の時にしか現われないヒレの根元に並ぶ円形の斑紋
また見てみたいけど、もうこの時期では無理? また来年かな~













 まだまだ真夏日が続いているこの地ですが、さすが朝夕の気温には何となく秋を感じるようになってきました。山に鳴く蝉も主役が代り、あの賑やかなイワサキゼミが日に日に山から下りてきているようです。

 家の南側の桴海於茂登岳の山肌を眺めると、今までの深い緑一色が所々に赤くまだら模様を描いています。先週台風18号が吹き荒れましたが、当初その強風に曝された広葉ハゼの紅葉.jpg樹の葉が枯れて茶色く色付いたのだろうと思っていましたがどうも色合いが違います。望遠鏡で見てみますと明らかに赤く紅葉している木々でした。                 (クリくして大きい画面でどうぞ・・・)

 赤く色づいた木の正体は「ハゼ」です。それにしても昔からあったはずのハゼの木、これほどはっきりした赤色を現わしたことは無かったような気がします。これもこの夏長期にわたって高温の日が続いた末に朝夕の気温が秋めいてきたことで急激に色付いたのでしょう。

 ハゼの木はこの時とばかりに存在感を現わしています。そのせいでしょう、この山にこれほどたくさんのハゼの木があったのだと改めて認識した次第です。

 本土からはまだ紅葉の話題が聞こえてこないようですが、図らずもここ南国八重山でいち早い紅葉の様子をお伝えすることになるなんて思いがけないことではあります。





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海のアイドル(1733) 石垣島 米原リーフ下 [魚]



今日のアイドル「フタスジリュウキュウスズメダイ ⅩⅠ」
2017.08.26 石垣 米原リーフ下

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一昨日のクマノミカップルの次のチェックポイントは
その隣にある小さなトゲサンゴとフタスジリュウキュウスズメダイ
彼等は今日も皆同じ方向を向いてサンゴを出たり入ったり
いつものようにここでちょっと魚達との駆け引きで遊びます

8月前半にはこのトゲサンゴに白化の兆候が見られたのですが
どうやらその後の進行は止まり落ち着いているようです
魚達もかなり大きくなっているので小さなサンゴは窮屈そう
やがて大きい方から順次新しい住処へ移動していくのでしょう













 今日のネタは何にしようかな~、とまあ候補はあるのですが、とりあえず先日のゆうたんに続いて・・・ということでとらっちの寝姿でいきましょう。

 とらっちの寝場所としては電子レンジの上とか食器棚の上とか・・・、これらはどちらかというと一時のくつろぎの場所のようです。 
 電子レンジの上は時々ゆうたんも利用しますが、先にとらっちが寝ているとゆうたんが嫌がらせをして追い出したりするのであまり長居はできないのです。
                  (クリックして大きい画面でどうぞ・・・) 昼寝とらっち.jpg
 昼間とらっちが落ち着く場所は、TVの後ろの出窓に置いてある古い猫キューブの中です。姿が見えない時にこの猫キューブをそっと覗くと丸まって安らかにお休みです。同じように写真を撮ろうと静かに近寄るのですがダメですね~また気付かれてしまいました。「なんか用なの?」とばかりクルッとお腹を出し手を伸ばしてノビノビをしました。折角だからお腹スリスリしてよ~ってところでしょうか、その姿がまた可愛いのですね~。




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