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Dive No.810  石垣島 米原 [ダイビング]



 高温で安定した天気の連続、海水温の上昇が気掛かりなところ台風18号の接近、しかしこーすが宮古島の東を通過で肩透かしの感、しかし海は荒れていたので多少の影響をのこしてくれたかな? 今回はその確認を・・・

Dive No.810 (ダイブログより転記)
   2017年9月24日  天気:晴れ時々曇り 気温:33℃ 水温:水面29℃・水底28℃
   風:南0.5  波:ベタ凪  潜水時間:45分  水深:最大23.1m・平均17.7m

 今日もポイント上に先客のダイビングボートが一隻、日曜日の今日帰る客の為に早出をしているのだろうか、海の中をあまり掻き回さないでくれよと願う。

 イノーを進む、台風の影響は無かったようだ。礁原の魚達もいつもと変わらぬ様子だ。先客のボートの脇から潜降、下から細かい泡の固まりが次々に上って来る。早く上がって来いと願いながらヨスジの根に降りる、とりあえずヨスジに挨拶、また違うのが来たか~とあきれ顔に見えたのは気のせいか・・・。
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 先客のパーティを脇目に壁の奥へ進む。と壁の奥ドン詰まりの下に先客の別パーティが潜り込んでいる、いったい何をさがしているのだろう。 こちらはスミレヤッコ姐さん、彼等は関心が無いのかな? それならそれでいい・・・。 壁の穴を出入りするスミレヤッコ姐さん、カメラで狙うも暗いのでAFが効かない、やはり補助光を考えた方がいいのかな~。

 奥の広場のクリーニングステーションには町長さんの他に大型おヒメジが数匹クリーニング中、さて何ヒメジかな?
 折り返してコースを進む。シライトのクマノミカップルと遊ぶ。特徴のある尾びれのオスを観察、尾鰭に変化は無し。 オスメス威勢はいいが子作りはまだのようだ。

 ミノカサゴの根へ。根に近付くと向こうから先客のパーティが来たのでちょっといいカッコをして見る、腕でどうぞのジェスチャーをするとガイドの女性が大袈裟にお辞儀、よしよしとその場を去り先へ急ぐ。

 オトヒメ御殿へ。 暫定の主であるハナミノカサゴは健在、相変わらずの舞いを見せてくれるので撮らない訳にはいかない・・・。
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 根の周りの砂地にはダイバーがはいずり回った跡がくっきり、案の定ナガレハナサンゴをツンツンしたようで一部のポリプが引っ込み骨格がむき出しになっている。無闇にツンツンするのはよそうよ~!と叫びたい。
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 根を離れてジュズダマイソギンチャクへ。 目印が見つからない、見当をつけて周りを見渡すと、細かいミツボシクロスズメの幼魚が集っているその下にジュズダマが在りました。移動したのかな? 様子の変化に驚くが健在を確認できたことでヨシとする。

 キンセンの根へ。 リーフ近くで底揺れがあったためかここの小魚は殆ど飛ばされてしまったようで何も居ない状態、ガレ場へ進み浮上へ・・・。 元気に成長をている若いテーブルサンゴ、見るたびに一つ一つがその存在感を増して華やかなサンゴ畑の様相を呈してきているのは嬉しいことだ。

 ミニアーチのミズイリショウジョウに乗っかるサンゴ、台風のウネリのせいか半分が欠け落ちてしまっていた、残念!
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 サンゴが折れた原因、まさか人為的ではないよね、ミニアーチの淵にあるから、台風のウネリによりアーチを出入りする激流に逆らえず折れたのかだろう等と考えながら斜面を上る。斜面のサンゴには影響はなかったようだ。最後にハマクマノミのカップルのご機嫌を伺い浮上。

 礁原からイノーへ、無数の魚達の普段通りの生活を見て楽しみながら泳ぐ。 ビーチ手前の砂地に揺らめく光の波紋が綺麗だ。
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 やはり遠くを通過した台風の影響はさほどなかった。 それでも海水面が騒いだおかげで水温がやや下がってくれたことで、今年のサンゴ白化の心配は無くなったとみていいだろう。ただ透明度の改善には繋がらなかったのがちょっと残念・・・。





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