海のアイドル再演ー473 「アナモリチュウコシオリエビ」 [エビ・カニ]
(2016.01.25 掲載)
2000年11月に発刊された日本初のエビカニ専門図鑑、ネイチャガイドブック「海の甲殻類」を手に入れマイポイントで観察したエビカニを調べていました。偶然開いたページに大きく載っていた奇妙な異尾類の画像に目を惹かれたのです。その写真の撮影者名が、西表や大瀬に通っていた頃の知り合いだったT横山氏だったので余計に印象深く目に焼き付いていたのです。
その頃はまだ正式な和名が無く「異尾類の一種」と記されていましたが、その後「アナモリチュウコシオリエビ」と命名されました。今では別名「ロボコン」として親しまれています。
そんなことで2001年8月、石垣のマイポイントでこれを見付けた時には少なからず興奮しましたし、それから何度か彼を激写していました。
しかしこの風体だし、毎回同じ格好でしか撮れないので面白くもないし・・・で興味も薄れ、しかも時代が変わり私もデジカメ主流になるとマクロレンズが無いこともありやがて忘れた存在になってしまいました。
最近、思い出して改めて同じ根を探してみましたが生息している気配は全く確認出来ませんでした。 (過去記事はこちらです)
今日のアイドル再演-473 「アナモリチュウコシオリエビ」
2002年7月25日 石垣島 米原ミノカサゴの根
2000年11月に発刊された日本初のエビカニ専門図鑑、ネイチャガイドブック「海の甲殻類」を手に入れマイポイントで観察したエビカニを調べていました。偶然開いたページに大きく載っていた奇妙な異尾類の画像に目を惹かれたのです。その写真の撮影者名が、西表や大瀬に通っていた頃の知り合いだったT横山氏だったので余計に印象深く目に焼き付いていたのです。
その頃はまだ正式な和名が無く「異尾類の一種」と記されていましたが、その後「アナモリチュウコシオリエビ」と命名されました。今では別名「ロボコン」として親しまれています。
そんなことで2001年8月、石垣のマイポイントでこれを見付けた時には少なからず興奮しましたし、それから何度か彼を激写していました。
しかしこの風体だし、毎回同じ格好でしか撮れないので面白くもないし・・・で興味も薄れ、しかも時代が変わり私もデジカメ主流になるとマクロレンズが無いこともありやがて忘れた存在になってしまいました。
最近、思い出して改めて同じ根を探してみましたが生息している気配は全く確認出来ませんでした。 (過去記事はこちらです)
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海のアイドル再演ー472 「トラフシャコ」 [エビ・カニ]
(2012.02.20 掲載)
今日のアイドル再演ー472 「トラフシャコ」
2002年7月25日 石垣島 米原ミノカサゴの根
マイポイント周辺で出会うたびに穴からお出ましになるのを待つのですが
すっかりこちらの魂胆を見透かされているようで
待てど暮らせど全身を露わにはしてもらえません
痺れを切らしての撮影結果はいつも同じ(こちら)
折角ですのでこの奇妙な造作を細かく観察してみましょう
カマキリのような頭、牛か鹿の顔にも見えます
異様に大きい樽型の目玉はミラーボールみたいです
頭の脇にあるのが先が三つに分かれた第一触覚
その下が第二触覚と半月状で平べったい触角鱗片
触角鱗片の下に見えるのが大きくて強力な捕脚です
折りたたんでいるので一部しか見えませんが
カマキリの前足と同じような鋭い鎌を持っています
問題はその捕脚の間の細長い脚のようなもの
先が丸くシャモジのような形をしています、さてこれは何かな~?
図鑑の図説には示されていないパーツなのです
食事の時に使う特別な脚なのかもしれません・・・
見れば見るほど、奇妙で不思議な生物ですね~
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海のアイドル再演ー471 「クマドリテッポウエビ」 [エビ・カニ]
(2012.02.18 掲載)
今日のアイドル再演ー471 「クマドリテッポウエビ」
2002年5月29日 石垣島 米原ミノカサゴの根
砂地の海底でハゼと共生するエビ、テッポウエビという種類です
エビが掘った穴にハゼが住み着くという関係だと思います
目が良くないエビに変って見張り番をしていると言われています
方やエビはセッセセッセと穴の補修に余念が有い様子・・・
でもね~、この関係を外野から眺めていると
ハゼの方がかなり楽をしているとしか見えないのですがね~
エビはハゼが獲った餌のおこぼれを分けてもらっているとか
ホントかな~、もしそうならばその現場を是非見てみたい・・・
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海のアイドル再演ー470 「フサカサゴの若魚Ⅱ」 [魚]
(2012.02.16 掲載)
今日のアイドル再演ー470 「フサカサゴの若魚Ⅱ」
02.05.29 石垣島 米原ミノカサゴ
カサゴ、特にフサカサゴ科の判別はややこしい
その上に幼魚となるともう何が何だかわかりません
前にアップしたのはこれと同じ個体です(こちら)
周りのモジャモジャにうまく溶け込んでいますね~
かなり幼い個体でまだ特徴がはっきり現れていないし
何となくフサっぽいのでフサカサゴ?としましたが
生息域が違うみたいなので、どうも怪しい・・・
ウルマカサゴとかオニカサゴ等の幼魚かもしれません
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海のアイドル再演ー469 「マイポイントダイビング D.No.717」 [ダイビング]
(2012.02.14 掲載)
今日のアイドル再演ー469Dive No.717 (ダイブログより転記)
2012年2月13日 天気:曇り 気温:23℃ 水温:水面21℃・水底22℃
風:南南東1・凪 潜水時間:40分 水深:最大22.8m・平均16.4m
南東風が2日続いたおかげで海は凪、礁原を泳ぐ時も身体が多少揺らぐ程度で楽チンリーフ越えだ。潜降ポイントで下を見るが-15mの根が見えないほど透明度が低い。中層に群れるグルクンを見ながら潜降、オーバーハングの壁を一通り舐めてポイント根へ向かう。
岩の陰に若々しいサザナミヤッコ「イヨッ、オジサン元気だね!」っと迎えてくれた。
ポイント根(米原ミノカサゴ)はまだ変化なし、オトヒメ御殿でオニヒトデ1匹駆除。
砂地にポツンとあるイソギンチャクと住人のクマノミ
キンセンの根のキンセンイシモチの若魚、このなかで幾つのカップルが誕生するか
Myサンゴのチェック、シロレイシガイダマシによる食害はその後の広がりはないようだ。しかし全体を隈なく探すと2個発見、駆除したが今後も油断できない。
近くの砂地にペアのハタタテシノビハゼ、左の個体はストロボの光にやけに反応し、シャッターを押すたびにビョンと跳ねるのがおかしかった。
浮上してイノー(礁池)を帰るとき気掛かりな現象が・・・、水面近くのサンゴがやけに白い。エダコモンサンゴやコブハマサンゴ、小型のミドリイシなどの白化を確認。
原因としては、低海水温や日照不足、塩分濃度の低下等、ここにもこの冬の異常気象の影響が表れてきているのかと考えざるを得ないのだ。オニヒトデの被害が無かったイノーで、健やかに育ちつつあるサンゴ達に、また新たな試練が迫ってきているのかもしれない。
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