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海のアイドル(1745) 石垣島 米原オトヒメ御殿 [魚]



今日のアイドル「ハナミノカサゴ ⅩⅩⅩⅩⅧ」
2017.09.10 石垣島 米原オトヒメ御殿

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なに~、またハナミノカサゴなの~!?
どんだけ出せば気が済むの~!ってことですよね、でもね
いつものこと、この姿を観てしまったら見捨てる訳にはいかないのです

これ位の若い個体はヒレも伸び盛りなのでしょう
その長く伸びたヒレを目一杯広げてこれ見よがしにゆったり舞っています
いつもどの方から見るのが一番いいのかと迷うほどです

あまり動かないのでどの方向からでも撮り放題ですが
いや~、どこから見ても絵になりますね~
それを知ってか、カメラを意識してモデルになり切っているようですよ













 またまたダンのことです。 ガリガリの胴体を除いては・・・ですが一見とってもハンサムです。しかしその顔をよく見るとまあなんと・・・傷だらけなんですよ~。
傷だらけのダン.jpg
 鼻の周り、目の上、頬っぺた、耳たぶなど、どこもかしこも傷だらけ、といいますかかなり古傷なので生々しくはありませんが毛が剥げた傷跡だらけなんです。       (クリックして大きい画面でどうぞ・・・)

 どうしてこんな傷だらけの顔に? 人懐っこいので人間による虐待が原因とは考えられません。となれば相手は何なんでしょう。どこでどんな生活をしていたのか分からないので色々想像はしてみるのですが・・・。

 ガリガリの体に肉が付いて、傷跡も消えて目立たなくなればかなりの美犬になること間違い無し、この食欲と力強さならそう長い期間を必要としないのでは・・・と考えながら坂道をぐんぐん引っ張られて息を切らしております。





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海のアイドル(1744) 石垣島 米原ミノカサゴの根 [魚]


今日のアイドル「オジロバラハタ Ⅴ」
2017.09.10 石垣島 米原ミノカサゴの根

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ミノカサゴの根のトップを覆うセンジュイソギンチャク
ここにいるカクレクマノミを狙っていると
不意に赤いハタが前を横切り咄嗟にシャッターを切りました
オジロバラハタ、赤いハタは色々いますがこのカラーリング、好きです

ここではいつもカクレクマノミ(ニモ)の可愛い所を狙うのですが
イソギンチャクの長い触手の中に潜り込んでチョロチョロ
名前の通り隠れてばかりなのでかなり覚悟を決めて粘る必要あります
そんな時に限ってこういう邪魔?がやってくるのです
まあそのうちじっくり粘ってみようか、とニモはまた後回し・・・













 我が家の新犬ダンの続きです。どうです?このウエストの細さ、メタボ気ダンのウエスト.jpg味の私としては羨ましい限りではありますがそんなことは言ってられない、このガリガリを何とかして解消してやらなければなりません。
                    (クリックして大きい画面でどうぞ・・・)
 彼を引受けた初日のこと、とにかくこの犬の性格というか癖というか、彼が何を要求しそれに対してどういう意思表示をするのか全く分からないままの夜を迎えました。

 夜泣き朝鳴き・・・、淋しいからなのだろうと起きて顔を見せるととりあえず鳴き止みます。しかしその後大事件?勃発。 朝食を済ませてさて散歩となる訳ですが、ダンの寝場所の周りが大変なことに・・・。

 カーテンが引きちぎられ床に落ち、その床には黒いものが点々ベッタリと・・・。 この状況を詳しく書くと差し障りがありますので割愛、ご想像にお任せしておきます。 察するに昨晩からの夜泣きはあることを我慢していた、夜が明けてどうしても我慢しきれずに爆発?してしまったということでしょう。

 まあその後始末が大変、カーテン、寝床の敷物全ての洗濯、床の洗浄に大汗です。 しかしそうなったのも久しく犬語に接していなかったこともあり彼の要求を正しく理解してやれなかった為に起こったこと、逆に我慢しきれなかったその時の辛さを察してゴメンネという思いしかありませんでした。





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海のアイドル(1743) 石垣島 米原リーフ下 [魚]



今日のアイドル「ガラスハゼ Ⅴ」
2017.09.10 石垣島 米原リーフ下

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ヨスジの根の脇に3本生えているムチカラマツ、サンゴの親戚です
ムチカラマツの住人といえばガラスハゼとなります
で、探してみると・・・やはり居ましたね
居るのが分かっても実はあまり有り難くない被写体なのです

ムチカラマツは5mほどの垂直の壁の上部から生えているので
中性浮力で不安定な態勢で狙わなければなりません
しかもガラスハゼはムチカラマツに沿って上へ下へと動き回ります
捉えたと思った瞬間にムチカラマツの裏側へまわったり・・・

半透明な身体でしかも体長2cm程で小さいし
老眼で追いかけるのは至難の業
普段はハナから諦めて素通りするのですが
たまにはいいかな・・・と挑戦、まぁなんとか写っていましたね













 突然ですが我が家にやって来たニューフェイス、ガリガリ犬のダンです。
預かり犬ダン.jpg ご近所の、保健所に保護された野良犬を引取って新しい飼い主を探すボランティアに取り組んでいる方が、別の問題犬を引取ることになり手が足りないので先に引き取った子を一時預かりしてほしいと依頼があったのです。       (クリックして大きい画面でどうぞ・・・)
  その方のブログhttp://peacefulblue.air-nifty.com/blog/2017/10/post-3575.html

 ラッキーを見送ってから新しい家族への想いは途絶えていたのですがたってのご依頼だったので一時預かりを引き受けることにしたのです。この犬、どこでどのように飼われ捨てられたのか解りませんが推定3~4歳、とにかくガリガリに痩せてフェラリア持ちの問題児ではありますが性質は頗る温厚で人懐っこく、静かな環境で回復させられればということでした。

 写真でご覧の通り、初日からこの懐きかた、人に触られるのが大好き、誰でもすぐに擦り寄ってベッタリお腹を見せ、そしてナゼナゼの要求です。かなりの大型犬ですがまあ何とかなりそう、夕方から久しぶりの散歩となります。近頃家の周りを歩き回ることがなかったので調度いいか~といったところ・・・。





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海のアイドル(1742) 石垣島 米原礁原 [魚]



今日のアイドル「サザナミヤッコ Ⅵ」
2017.09.10 石垣島 米原礁原

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礁原を泳ぎ往く時に見かけたサザナミヤッコです
このカラーリングはちょうど幼魚から成魚へという段階
成魚になると消えてしまう青と白の筋がまだ残っていますね

因みに成魚の姿は(こちら) 、印象は一変しますね
ところで幼魚の姿って・・・? 写真ありません!

よく似た色合いのタテジマキンチャクダイの幼魚は良く見るのですが
なぜかサザナミヤッコの幼魚はまだ見たことが無いのですよ
少なくとも私の活動域はサザナミ幼魚の生活域ではないようです













 10月も半ばというのに沖縄はまだ真夏日が続き記録更新中・・・。そのせいもあるのかまだ蝉が鳴いています。春先のイワサキクサゼミから始まり蝉シーズンのトリを務めるのがこのイワサキゼミ.jpg「イワサキゼミ」です。 先日どうした拍子か網戸に止まったのでこれ幸いにと写しました。            (クリックして大きい画面でどうぞ・・・)

 夏のリュウキュウクマゼミもかなり騒がしい蝉ですが、このイワサキゼミはその上をいく賑やかさ、身体は小さいが(翅の先まで5cmほど)こちらは数で勝負、集団で鳴くので音量はかなりのものです。

 本土のツクツクボウシに近いでしょうか、ツクツクボウシの様な♪オ~シ~ツクツク♪の品のある鳴き方と違いこちらは♪チ~チャカチャカ チ~チャカチャカ♪、これが重なって野山全体で鳴り響くのです。ダイビングを終え沖合で浮上し耳が水面上に出ると先ず聞こえる音がこれなのです。

 夜明のまだ暗いうちから日没後の夕やみ迫る頃まで(日中一斉に鳴き止んで静かになる時間帯がありますが)大合奏は鳴り響きます。この後この暑さのなか何時まで鳴き続けるのでしょうかね~。






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Dive No.811  石垣島 米原 [ダイビング]



 朝生きて海側の窓を開け暗闇から聞こえる波の音に耳をそばだてる。昨日よりはかなり静かになっているようだ。少し明るくなり微かに見えるリーフエッジの波を見る。時々白波が立つがリーフ越えには問題なし、予定通り決行・・・。


Dive No.811 (ダイブログより転記)
  2017年10月09日  天気:晴れ時々曇り 気温:32℃ 水温:水面29℃・水底28℃
  風:東3  波:うねり少々  潜水時間:44分  水深:最大23.1m・平均18.3m

 三連休の最終日、観光客の出足は早い。ビーチは朝早くから賑わいをみせている。東寄りのやや強い風と沖合からのウネリが渚を洗う中沖へ泳ぎ出す。 イノーの水中視界は良くないしリーフエッジを越えても濁りが消えない。あまりにも安定した気候続き、海水の入れ替えがなされないまま沖合まで濁り水が滞留したままなのだろう。魚達の活動はこの濁りも関係ないようでいつも通り活発だ。

 今日も先客のボートがいる、その脇から潜降するが、ダイブを終え船上に上がったゲストたち、水面を泳ぐ私を見つけ、他にボートはいないしどこから来た?と不思議そうな顔で眺めていた。

 潜降、先ずはヨスジの様子を伺う。根の上に小ぶりの一団が・・・、根の下には大型の集団が分かれて群れている。世代ごとに住み分けしているようだ。
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 壁を降りて奥へ進む。隈なく穴を探すが目的のスミレヤッコ姐さんの姿は無し。Uターンし、クロユリハゼのペアーに挨拶、砂地のクマノミカップルも相変わらず威勢よく出迎えてくれるが、まだ産卵の形跡なし。

 その脇の小さいトゲサンゴには細かいフタスジリュウキュウスズメダイの幼魚が前にも増して数を増やしてサンゴを出入りしている。
  811-3500.jpg
 
 ミノカサゴの根へ、細かいスカシテンジクダイ幼魚が根を覆うように群れている。根の穴には白地に黒い斑点のウツボのお腹が見える。かなり大きいニセゴイシウツボだ。頭が見えないのでそのお腹を指でツンツン、ピクット動いた。別の穴を覗くとその頭が、口を半開きにして喘ぐように、鋭く細かい歯を覗かせて呼吸している。

 オトヒメ御殿へ、いつものように白く変色したミツボシクロスズメダイの老成魚達が派手に迎えてくれるだけ、特に変化なし。

 帰路、ジュズダマイソギンチャクへ、前回と同じ小さなミツボシクロスズメダイの幼魚の固まりでその在処はすぐに分かる。 黒い軍団に紛れてこれまた小粒のクマノミ幼魚が一匹、お尻フリフリで健在。
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 キンセンの根へ、殺風景の根の片隅にここもまたなりの数の細かいキンセンイシモチの幼魚が群れる、キンセンの根もこの先安泰のようだ。

 ガレ場を上りサンゴチェック、水深10m辺りの若いサンゴは益々元気、ほんの僅かな成長でもざっと見渡した時、前回と明らかに違う景観を見るようでしばし見惚れる。計測の対象としているまん丸サンゴも見劣りがするようなサンゴが辺り一面に増えてきているよう、メジャーで測ってみるにも目移りがする位だ。

 最後に斜面トップのハマクマノミに挨拶、ウネリに大きく揺らぐタマイタダキイソギンチャクの中でいささかモミクチャの体だがこれが彼等の普段なのだ。

 浮上し礁原を泳ぐがウネリで左右に揺られ方向が定まらない。礁原に暮らす魚達もウネリに任せ行ったり来たり、乗り物に弱い人なら完全に船酔いだろう。魚達も船酔いしそう・・・なんてそれは無いよね。





 折角の連休に天気は上々でもあるのに、渚辺りの濁りはすこぶる悪くマスクを着けて水中を覗く観光客にはもっと海の中を楽しんでもらいたいのになんとも気の毒だ。いつもはこんなじゃないんだよって慰めてあげたい気持になる。




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