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海のアイドル再演ー309 「D.No.678」 [ダイビング]

(2009.11.07掲載)


今日のアイドル再演ー309 「D.No.678」
2009年11月7日  石垣島 米原リーフ下・イノー(礁地)


Dive No.678 (ダイブログより転記)
2009年11月7日  天気:曇り時々晴れ  気温:28℃
水温:水面25℃・水底26℃  南東微風・凪

 潮時と天気がうまい具合に合ってくれた。海はべた凪、曇り勝ちではあるが申し分の無い海だ。
 この時期になると海に来る観光客も少なくなる。時間が早かったこともありビーチには人影もなく静まり返っている。波音もなく聞こえるのは山の方からイワサキゼミの鳴き声だけ、ゆったりした気分のなかで期待が膨らんでくる。
 今日も3mmのフルスーツ、イノー(礁湖)ではやや冷たく感じたが進むにつれて暖かさが増しできて、まだ夏仕様でも問題ないようだ。
 潜降しムチヤギの根へ・・。ヤマブキスズメダイはまだ健在、このままここで冬を越してくれればいいのだが・・・。ポイント根をチェック、オトヒメ御殿も特に変わりなくいつもの顔ぶれがいつものように穏やな様子であった。オニハゼの庭ではオニハゼ1固体確認するも、ハナハゼの姿はなかった。
 終盤の駆け上がり手前の離れ根でふと以前見たゴシキエビの割れ目を思い出し確認したところ、ゴシキエビの姿はなかったが別の珍客を発見。
以前西表でしか見たことがなかった「スミレヤッコ」がいたのだ。濃い藍色の体にL字型の黄色がはっきり見えた。暗い割れ目の奥をちょろちょろ動いて、コンデジでの撮影は無理、デジイチでもAFが追いつかない。しつこく追うと穴の中に潜んでしまうので、残圧を考えればここで粘るわけにも行かず今回は諦めて浮上することにした。
 今日はうねりも無いので礁原をゆったり泳ぎ、途中のマイニモと戯れ、悠然と餌をついばむ色々な魚たちを眺めながら進みビーチ近くへ来ると、例の餌付けされた魚たちが一斉に私目掛けて寄ってきた。観光客が来なくなったので人影を見つけるとこのような有様、ありがたいように思う反面、なんとも哀れな姿に見えて複雑な気分であった。

ヤマブキスズメダイ.jpg

   まだ居てくれましたヤマブキスズメダイ


ハナミノカサゴ角付き.jpg

   立派な角(眼上皮弁)のハナミノカサゴ


アカモンガラ.jpg

   アカモンガラ幼魚の隠れ家


エンマゴチ.jpg

   いつものフカフカベッドに寝そべるエンマゴチ


マイニモ.jpg

   礁原のマイニモ  2匹に減っていた


餌付けされた魚達.jpg
 
   私の周りを取り囲む餌付けされた魚たち 




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