海のアイドル（１３２０） 石垣島 米原オトヒメ御殿 [魚]
今日のアイドル「子だくさん家族？・クマノミ」
2014.04.19 石垣島 米原オトヒメ御殿
小さなイソギンチャクに寄り添うクマノミの幼魚達です
毎年春先の海で見られるごく普通の光景ではあります
子だくさん家族の幸せそうな兄弟達と見るのが普通なのですが
魚達の生育の過程を考えるとこれは大間違いだそうで・・・
孵化した稚魚は海を漂い、ある程度育った後住処を定めます
ここに住む幼魚達も長い旅路を経てここに辿りついたわけで
それぞれがどこからやって来たのかは？ 分からないのです
一見兄弟に見える彼らも血の繋がりは確率的にはゼロに近い
・・・というのが一般的に言われていることなんですけどね
そんな～、海の生き物の現実には夢もロマンもないじゃない！
しかしですよ、今更余計な事を考えるのはよしましょう！
見たままの状況を素直に感じて、世界平和を祈りましょうね。
雨の日が続く前のある日、前述（電線に雫）の仮設の電柱にカンムリワシが止まっていました。
普通カンムリワシは自分のテリトリー内に好んで止まる場所を幾つか持っ
ているものなのですが、敢えて出来たばかりで民家のすぐ前の電柱に止まるのはちょっとヘンだな～と思っていました。 ねえ、君は誰なの・・・？（クリックして大きい画面でどうぞ・・・）
どうやらこの仮設電柱のカンムリくん、よそから潜り込んできた新参者みたいですね。たまたまこのエリアに迷い込んだか、とりあえずこの電柱に止まって様子を窺っていたのでしょう。何かはっきり見分けられる特徴があれば他の個体と区別することが出来るのですが、以前の写真を並べて見比べても良く分からないのですよね～。
そういえば前に家の近くでヤシの木に止まっていたカンムリワシに他の一羽が突進して来て追い払うような行動をするのを目撃したことがありました。そろそろ恋の季節の始まりで雄が雌にちょっかいを出しているのかな？ それにしてはちょっと様子が違うな～とも思っていました。
このエリアには、これもはっきりしないのですが、昨年シロちゃんと名付けた幼鳥がいましたので、彼が無事ならば彼のテリトリーであるはず、だとするとあの時追い払ったのはシロちゃん？で追い払われたのはこの新参者だったのかもしれませんよ。
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2015-02-04 00:00
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コメント(8)
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みんな、仲良くないかもしれないけど、それでもいい！
こんな光景を見ることができるのは、幸せですから♪
by achami (2015-02-04 12:05)
achamiさんへ
邪悪な争いのない、自然な姿だから惹かれるのでしょうね。。。
by トックリヤシ (2015-02-04 13:08)
この子達が全員赤の他人とは到底思えません・・・が、
以前優雅に泳ぐハナビラクマノミを、ソエが目の前で
一口で飲み込んだのを見て、海の中は大変なんだな～
と思った覚えがあります。
よくぞ皆さん生き延びていらっしゃる・・・＠＠
by みーみん (2015-02-05 10:47)
みーみんさんへ
このクマノミも月日と共に数が減っていくでしょう。
イソギンチャクも冬場には空っぽになっちゃうこともあります(v_v)
by トックリヤシ (2015-02-05 11:17)
鳥の世界にも縄張りがあって、きびしいんですね。
by mayu (2015-02-05 15:46)
mayuさんへ
この縄張りの主も、悪戯カラスには手をやいていますよ^^;
by トックリヤシ (2015-02-05 16:45)
”侵入者”のカンムリワシですか。
すぐにテリトリーの主に追っ払われそうですね^^;
by Loby (2015-02-05 23:17)
Lobyさんへ
は～い！ お察しのとおり撃退劇が演じられましたよ^^
by トックリヤシ (2015-02-06 08:56)