Dive No.739 石垣島 米原 [ダイビング]
我が家に来客が滞在していたことで最適な潮時の日は過ぎてしまったが、なんとかまだリーフ越えが出来そうな潮位だ。台風7号の海への影響も気掛かりなので決行。
夏休みへ入って初めての日曜日、観光客に加えて地元の客で無料駐車場も満杯、仕方なく道路の片隅に車を置く。タンクを担いでの往き帰りが数十歩遠くなるが止むを得ない。
Dive No.739 (ダイブログより転記)
2013年7月28日 天気:晴れ後曇り 気温:32℃ 水温:水面29℃・水底29℃
風:南1 波:ベタ凪 潜水時間:44分 水深:最大22.8m・平均17.3m
台風7号接近から2週間が過ぎたが穏やかな好天続きのためかイノー(礁池)も外洋も透明度がすこぶる悪い。台風時の大雨で陸から流れ込んだ雨水が淀んでいる感じだ。しかし台風のうねりが大きくなかったようで海の中の佇まいは台風前と変わりなく、魚達も普段と同じ営みを見せている。
潜降して先ず崖下のホールを覗く。前回と変わらずグチャッと群れているが個体が少し大きくなったかな?
壁沿いを進み例のスミレヤッコ姐さんを探すがその姿無し、代りに黄色いヤッコを追いかける。もしや「コガネヤッコ」と思ったが残念、いつものヘラルドコガネヤッコだった。
ポイント根のスカシテンジクダイ、相変わらず求愛活動の真っ最中だがその様子を太陽をバックに煽って撮影してみた・・・。
砂地を行くと小さい石が目につく。もしや・・と思って近付くと、やはり間違いなく大きい巻貝の「トウカムリ」だ。久しぶりなので周りを見回すと3個ほど確認できた。良からぬ人に見つからないで生き延びて欲しい・・・。
オトヒメ御殿で根の上を細かく観察すると見慣れぬギンポがいた。4cm位で幼魚らしいが見たことがない淡い色合いだ。とりあえず撮影し図鑑でチェックした。不確かだがどうやら「ハナダイギンポ」の幼魚らしい。
根を離れ帰路に・・・、砂地を水平に眺めると、これも懐かしい淡いブルーの遊泳性のハゼ「ハナハゼ」がいた。近付くと素早く穴へ潜ったが、その穴の主は小型の「オニハゼ」だった。このコンビを見るのも1年いや2年ぶりだろうか、まことに嬉しい再会である。
Myサンゴの様子をチェックし浮上、棚の上にいつもいる「セダカギンポ」に挨拶、海水浴客で賑わうビーチへ向かって泳ぐ。
ビーチ際の岩(マイクロアトール)の「クロソラスズメダイ」、相変わらずセッセセッセと畑の藻の世話に余念がない・・・、いつもと変わらない景色だが、これに気付く人間はどれ位いるだろう・・・。
新石垣空港ができ格安航空会社の乗り入れの効果か、確実に観光客の増加が見てとれる。ここのビーチも今までにない賑わいをみせているが、このまま手放しで人の増加を見過ごしているとそのうちどこかの海水浴場と同じ海になってしまうのではないかと心配になるのである。
ポチっとお願いします
にほんブログ村
夏休みへ入って初めての日曜日、観光客に加えて地元の客で無料駐車場も満杯、仕方なく道路の片隅に車を置く。タンクを担いでの往き帰りが数十歩遠くなるが止むを得ない。
Dive No.739 (ダイブログより転記)
2013年7月28日 天気:晴れ後曇り 気温:32℃ 水温:水面29℃・水底29℃
風:南1 波:ベタ凪 潜水時間:44分 水深:最大22.8m・平均17.3m
台風7号接近から2週間が過ぎたが穏やかな好天続きのためかイノー(礁池)も外洋も透明度がすこぶる悪い。台風時の大雨で陸から流れ込んだ雨水が淀んでいる感じだ。しかし台風のうねりが大きくなかったようで海の中の佇まいは台風前と変わりなく、魚達も普段と同じ営みを見せている。
潜降して先ず崖下のホールを覗く。前回と変わらずグチャッと群れているが個体が少し大きくなったかな?
壁沿いを進み例のスミレヤッコ姐さんを探すがその姿無し、代りに黄色いヤッコを追いかける。もしや「コガネヤッコ」と思ったが残念、いつものヘラルドコガネヤッコだった。
ポイント根のスカシテンジクダイ、相変わらず求愛活動の真っ最中だがその様子を太陽をバックに煽って撮影してみた・・・。
砂地を行くと小さい石が目につく。もしや・・と思って近付くと、やはり間違いなく大きい巻貝の「トウカムリ」だ。久しぶりなので周りを見回すと3個ほど確認できた。良からぬ人に見つからないで生き延びて欲しい・・・。
オトヒメ御殿で根の上を細かく観察すると見慣れぬギンポがいた。4cm位で幼魚らしいが見たことがない淡い色合いだ。とりあえず撮影し図鑑でチェックした。不確かだがどうやら「ハナダイギンポ」の幼魚らしい。
根を離れ帰路に・・・、砂地を水平に眺めると、これも懐かしい淡いブルーの遊泳性のハゼ「ハナハゼ」がいた。近付くと素早く穴へ潜ったが、その穴の主は小型の「オニハゼ」だった。このコンビを見るのも1年いや2年ぶりだろうか、まことに嬉しい再会である。
Myサンゴの様子をチェックし浮上、棚の上にいつもいる「セダカギンポ」に挨拶、海水浴客で賑わうビーチへ向かって泳ぐ。
ビーチ際の岩(マイクロアトール)の「クロソラスズメダイ」、相変わらずセッセセッセと畑の藻の世話に余念がない・・・、いつもと変わらない景色だが、これに気付く人間はどれ位いるだろう・・・。
新石垣空港ができ格安航空会社の乗り入れの効果か、確実に観光客の増加が見てとれる。ここのビーチも今までにない賑わいをみせているが、このまま手放しで人の増加を見過ごしているとそのうちどこかの海水浴場と同じ海になってしまうのではないかと心配になるのである。
ポチっとお願いします
にほんブログ村
2013-07-30 00:00
nice!(33)
コメント(8)
トラックバック(0)
石垣の海中風景 堪能させていただきました^^)
観光客が増えるのは経済的にはプラスですが
自然保護的にはマイナスですよね。。。
バランスが難しいですね(@@;)))
by 獏 (2013-07-30 07:10)
獏 さんへ
経済活性化を個人や企業の金儲けにすり替えて
自然破壊を進める傾向がありますね~、憂うべきことですが・・・(v_v;)
by トックリヤシ (2013-07-30 08:41)
あーーー素敵です
吸い込まれそうです
いつまでも いつまでも この自然が 残されますように・・・
by もーもー (2013-07-30 09:30)
最後のスズメダイって目が合うと攻撃してくるやつですよね?
by 38kicks (2013-07-30 10:13)
もーもーさんへ
人間が活動する限り自然破壊は止まらないんでしょうかね~(v_v)
by トックリヤシ (2013-07-30 13:42)
38kicksさんへ
そうですそうです!
でも畑を荒らさないように、そっと見守ってやってくださいネ(^^
by トックリヤシ (2013-07-30 13:45)
一枚目すごいね!
本物見たら気絶しそうなくらいステキです。
いつも楽しみにしています。
by vnori (2013-07-30 19:12)
vnoriさんへ
毎年見ている光景なので見慣れているはずですが、
見た時はいつも「ワ~、スゲーッ!(ゴボゴボ)」って
独り水中で歓声を上げているんですよ(^^;
by トックリヤシ (2013-07-30 20:43)