Dive No.701 石垣島 米原 [ダイビング]
ほぼ月に2回ある大潮、その満潮時が午前中に来るタイミングが私のマイポイントダイビングに適した日となるのですが、その日の天気や波の具合で潜れるかどうかが決まります。
前回のマイポイントダイビングは2月9日でした。実に2か月ぶり、天気は上々しかしうねりが来ている。前回見たサンゴの白化のその後も気掛かりなので波に揉まれることを覚悟して決行。
Dive No.701 (ダイブログより転記)
2011年4月9日 天気:晴れ 気温:26℃ 水温:水面22℃・水底21℃ 風:東南東1・うねり中 潜水時間:40分 水深:最大22.5m・平均16.7m
特に変化が見られないイノー(礁池)を進みリーフエッジのうねりも何とか乗り切った。潜降して先ず目についたのが白っぽい岩肌、近付くとテーブル状のサンゴ類がことごとく薄茶色に変色している。水深15mほど、水温のせいではない、と横に移動するとなんとあのにっくきオニヒトデの姿、まさかと思ったが次々に15cmほどのオニヒトデがここにもあそこにも・・・、遂にここにも来てしまったか・・とショックを隠せなかった。
15年に渡ってこの海を見つめてきた。途中サンゴの大規模な白化現象やその後の復活ぶりを見てきたが、今回のようなオニヒトデによる被害を見たのは始めてのこと、98年の白化で全滅したあと、小さな株から今や1m以上にも成長したテーブルサンゴも全てオニヒトデの餌食になってしまった。
今回40分ほどのダイビング、水平距離にして50mにも満たないエリアで30匹ほどの
オニヒトデを目撃した。途中捕獲を試みたが、持参したのは10cm以下の小ヒトデ用の道具だったため役には立たず、2匹ほどを海底で分解するだけで精一杯、ただ退散するしかなかった。
帰り道は一段と大きくなったうねりに翻弄されつつオニヒトデの猛威になすすべも無く帰るしかなかった虚しさだけが残る2ヶ月ぶりのダイビングとなってしまった。
真中の黒い部分は食べ残し
にっくきオニヒトデが2匹、夜にまた活動するのだろう
真っ白できれいな枝サンゴだが、オニヒトデにやられた直後の姿である
右奥から手前に食痕が進んできている
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前回のマイポイントダイビングは2月9日でした。実に2か月ぶり、天気は上々しかしうねりが来ている。前回見たサンゴの白化のその後も気掛かりなので波に揉まれることを覚悟して決行。
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2011年4月9日 天気:晴れ 気温:26℃ 水温:水面22℃・水底21℃ 風:東南東1・うねり中 潜水時間:40分 水深:最大22.5m・平均16.7m
特に変化が見られないイノー(礁池)を進みリーフエッジのうねりも何とか乗り切った。潜降して先ず目についたのが白っぽい岩肌、近付くとテーブル状のサンゴ類がことごとく薄茶色に変色している。水深15mほど、水温のせいではない、と横に移動するとなんとあのにっくきオニヒトデの姿、まさかと思ったが次々に15cmほどのオニヒトデがここにもあそこにも・・・、遂にここにも来てしまったか・・とショックを隠せなかった。
15年に渡ってこの海を見つめてきた。途中サンゴの大規模な白化現象やその後の復活ぶりを見てきたが、今回のようなオニヒトデによる被害を見たのは始めてのこと、98年の白化で全滅したあと、小さな株から今や1m以上にも成長したテーブルサンゴも全てオニヒトデの餌食になってしまった。
今回40分ほどのダイビング、水平距離にして50mにも満たないエリアで30匹ほどの
オニヒトデを目撃した。途中捕獲を試みたが、持参したのは10cm以下の小ヒトデ用の道具だったため役には立たず、2匹ほどを海底で分解するだけで精一杯、ただ退散するしかなかった。
帰り道は一段と大きくなったうねりに翻弄されつつオニヒトデの猛威になすすべも無く帰るしかなかった虚しさだけが残る2ヶ月ぶりのダイビングとなってしまった。
真中の黒い部分は食べ残し
にっくきオニヒトデが2匹、夜にまた活動するのだろう
真っ白できれいな枝サンゴだが、オニヒトデにやられた直後の姿である
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2011-04-09 22:25
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コメント(2)
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オニヒトデ・・・生き物とはいえ憎い存在ですね。。。
by rtfk (2011-04-10 09:07)
rtfkさんへ
大繁殖するような環境にしてしまったのは人間社会だということです。
by トックリヤシ (2011-04-10 09:14)