海のアイドル（３２７）

　オオゴマダラの卵が孵化して2週間が経ちました。孵化直後ゴミのようだった幼虫も30ｍｍ程に成長しました。
　日中明るいうちは活動を停止しているので何処にいるのか探すのが大変です。これくらいの大きさになると思わぬところで休んでいたりします。身を守るために食草を離れて休眠するという本能によると思われます。それでも目ざといハチやカマキリに見つかってしまうこともあるようで注意をしなければなりませんが、どうも幼虫の数が少なくなってきたように感じるのは、もうすでに天敵の犠牲になってしまったのかも知れません。

　　　　　　　　　　　　　　　　今日のアイドル「セトミノカサゴ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　93.04.03　大瀬崎　湾内
　　　　　
　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　昨日のトゲカナガシラと同じく
　　　　　　　　　　　　　　　派手な胸ビレが特徴です
　　　　　　　　　　　　　　　トゲカナガシラはホウボウ科ですが
　　　　　　　　　　　　　　　こちらはフサカサゴ科、ミノカサゴと同じです
　　　　　　　　　　　　　　　しかし他のミノカサゴと違って
　　　　　　　　　　　　　　　いつも砂地にいてあまり泳ぎません
　　　　　　　　　　　　　　　生態がホウボウ科に近いようです
　　　　　　　　　　　　　　　同じ日に同じ場所で
　　　　　　　　　　　　　　　ハデハデ胸ビレの2種類の魚に出会える
　　　　　　　　　　　　　　　面白い海ですね・・・大瀬崎・・・

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タグ：大瀬崎・湾内 オオゴマダラの幼虫 セトミノカサゴ

コメント 4

胸ビレの模様が美しいですね！
大瀬崎、一度潜ってみたいです♪
by uminokodomo (2010-04-12 21:49) 

３０㎜だと目立ちますね(>_<)
一人でも多く空に飛び立てますように！
by 吟遊詩人４１ (2010-04-12 23:40) 

uminokodomoさんへ
　大瀬崎、色々な表情の海がギュッと凝縮されたようで
　「一粒で二度美味しい」みたいな海です＾＾
by トックリヤシ (2010-04-13 09:24) 

吟遊詩人４１さんへ
　なんとか無事に育てたいですネ＾＾
by トックリヤシ (2010-04-13 09:26)