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海のアイドル(31) [魚]

(前回からのつづき)
 Cカード取得後も特にカードのご利益を感じないまま時は過ぎていきました。当初はIOPでも、徳之島や三宅島でもタンクを借りる為には特に何の条件もなかった時代でした。Cカードを提示するようになったのは一体いつごろだったのでしょうか。
 確かに十数年の間にダイビングの環境が大きく変化しました。ダイビングが趣味のスポーツとして世の中に広まるにつれ、安全面を補償するための色々なルールが確立されてきました。自前のタンクを持ち運ぶ時代は終わり出先のショップでタンクを借りる形が常識となり、そのためにCカードを提示するというシステムが出来上がったのでしょう。ショップの存在も、「趣味の団体」という形から顧客を対象とした事業として各地に広まりました。
 その様な変化の中で、私が長年参加してきたM氏所以のダイビングクラブも、自主企画・運営を旨としていた、いささか時代遅れの活動の内容を変えていかなくてはなりませんでした。しかしメンバーも歳を重ね徐々に活動から離れやがて消える運命となりました。そんな時私が勤務する会社にダイビングクラブが有ることを知ったのです。それは1985年のことでした。
(つづく)

              今日のアイドルは「キンセンイシモチ」です

        キンセンイシモチweb.jpg

               イシモチの仲間は
               口内保育をすることでお馴染みです。
               私の定番のコースに
               「キンセンの根」という私設ポイントがあります。
               途中、必ず寄って
               キンセンイシモチを観察するのですが
               時に写真のように
               口を膨らませているのを見かけます。
               ところがこの根はコースの終わり近く
               リーフの駆け上がりの手前にあるので
               いつも残圧が気になるタイミングとなり
               じっくり観察するには
               また出直すしかありません。
               2週間後に見たときには
               既に孵化して稚魚の群れ
               ということもしばしばです。
               そのうちじっくり観察して
               グッドショットを物にしたいものです。

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