海のアイドル（１４７８）　石垣島　米原リーフ下：ナイチャーオジイの海日記：SSブログ

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今日のアイドル「マダラハタ Ⅲ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　 2016.01.28　石垣島　米原リーフ下

　　

　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　マイポイントを巡って見るものは大方把握していますが
　　　　　　　　　　　　時に小さい物が居ないかと目を凝らして探したりします
　　　　　　　　　　　　そんなマクロの目の時に突然大型の魚が現れたりすると
　　　　　　　　　　　　それが凶暴な魚ではなくても一瞬ギョッとするものです

　　　　　　　　　　　　この日、根を回ってふと見ると目と鼻の先にデカイ魚が・・
　　　　　　　　　　　　予期しない大きさだったのでビックリし目を見張りました
　　　　　　　　　　　　あのマダラハタです、先日キンセンの根に居た奴でしょう
　　　　　　　　　　　　さすがの大物も驚いたようで堂々と泳ぎ去って行きました
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（体長　約40ｃｍ）

　石西礁湖自然再生協議会、ここ石垣島と西表島の間にある石西礁湖の豊かな自然が時代の変化と共に徐々に失われつつある状況を回復させる方策を考えようと、環境省の呼びかけで発足した協議会です。先日その第19回協議会が開かれ、民間の委員の一人として参加しました。

　冒頭の基調講演で（私にとっては）とても興味深いサンゴの白化現象に関しての報告が静岡大学の鈴木　款　教授からなされました。それは従来サンゴの白化のメカニズムとして知られていた考え方を大きく変えなければならない内容でした。

　従来の考え方はサンゴを取り巻く様々なストレスが原因で、サンゴを生成する褐虫藻がサンゴから抜け出たことで白化が起こるということでしたが、実験では抜け出るのではなく、サ

ンゴの中でストレスで弱った褐虫藻が増殖したバクテリアにより分解されることで白化が起こるということです。
　　　　　　　　　　　　白化サンゴ⇒ （クリックして大きい画面でどうぞ・・・）
　抜け出ることで白化する・・・と単純に考えていたことが間違いだった。　これからは夏の高水温や干潮時の直射日光（紫外線）、大雨による塩分濃度低下などが原因と思われる白化を見るにつけ、サンゴの中で何が起こっているのか、意識を変えて観察しなければなりません。

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