Dive No.759 石垣島 米原 [ダイビング]
当初の予定は23日だった。前日22日を考えたがこの日も雨、この雨は前線の停滞によるものだが前線が通過すると北風に変わり波が高くなるので雨の中でも南風の内がチャンスなのだ。しかし予報では23日には前線が南下して北風に変わり雨模様の予報だったので仕方なく今回も見送ることになるかと諦めかけていた。
南下するはずの前線が24日もまだ石垣の上に停滞している。風も南風、天気もまずまず・・・決行するしかない。
Dive No.759 (ダイブログより転記)
2015年2月24日 天気:曇り後雨 気温:25℃ 水温:水面22℃・水底22℃
風:南南西1 波:ウネリ有り 潜水時間:38分 水深:最大22.8m・平均17.0m
浜から見るとリーフエッジに時折り波が巻いている、ウネリが入って来ているようだ。エッジ越えで泡の煙幕に巻かれるのを覚悟して泳ぎ出す。
エッジで2~3回ウネリに揺さぶられ泡で視界が妨げられたが大したことなく沖へ出た。外海の透明度は相変わらずよろしくない。 耳の抜けは良好、ウエイトも増やしたので問題なく潜降。
先ずはカメラのテスト打ちを兼ねてヨスジくんにご挨拶、「ご機嫌いかが~」
壁に沿って奥へ・・・、魚影は少ないがポツンと漂っていたのはアカマツカサ、近付くとあっち向いてしまった。
目新しい被写体が見つからないので、こんな時はクマノミが頼り、先ずはシライトイソギンチャクのクマノミくん・・・
続いてポイント根(米原イソギンチャク)のニモことカクレクマノミくん・・・
今日のトリはジュズダマイソギンチャクのクマノミくん・・・
殺風景な砂地を行くと真っ白い砂の上にポツンとヒルギ(マングローブ)の種の鞘が横たわっていた。何処から来たんだろうか・・・
それにしても暗い! 朝方は薄日も漏れていたのに・・・もしや雨でも降りだしたかな?そういえば先ほどから何となくシャーッという音が聞こえてくる。果たして-20mの海底で雨の音が聞こえるのだろうかどうか?と首をかしげながら浮上、水面が見えてくるとそこは激しい雨、それもただ事ではない豪雨のようだ。その様子を撮ろうとしているとここにグルクマの群れが通りかかった。今日の彼等は無口?だった。
後頭部に雨粒の刺激を感じながらビーチへ泳ぐ。ビーチ手前、水深2m程へ来ると水温が急に下がるのが分かる。多量の雨で水面下に層が現れている、ケモクライン?それともサーモクラインかな?
天気予報に惑わされ予定を変更したあげく、結局はまた豪雨に祟られてしまった。でもまあ海の底に居る時は雨も関係無し・・・ではあるがあの海底の暗さはまさに薄暮ダイビングのようではあったし、陸に上がっての雨は・・・やはり鬱陶しい!
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2015-02-26 00:00
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コメント(4)
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20メートルの海底で雨の音が聞こえるのですね。
雨の中、泳ぐという感覚がわかりませんが
怖くは無いのですか?
by majyo (2015-02-26 18:54)
majyoさんへ
雨の中でも水面に顔を出さなければ平気です。
ただ大粒の雨だと多少感じますけれど、
もともと濡れているわけですから陸上の雨より楽しめますよ^^
by トックリヤシ (2015-02-26 20:36)
ワタシも「ゴキゲンいかがぁ〜〜〜?」って言いたいww
クマノミも、大声で挨拶していますね^^
by achami (2015-02-26 23:06)
achamiさんへ
「また来たよ、あのオジイ・・・!」なんて舌打ちされているかも。。。^^;
by トックリヤシ (2015-02-27 08:44)