海のアイドル（７５５） 西表 網取ガーデンイール

　東京での空き時間を利用してもう一つ訪れたところは「三宅太鼓教室」でした。私が東京にいた頃足しげく通った三宅島、そこの「民宿津村」のオーナー津村明男氏が2000年の大噴火で島を離れたが、そのまま東京に残り、島で受け継がれてきた「三宅太鼓」を貴重な伝統として残すために、3人の息子さんと共に太鼓教室を開催しているのです。

　島に戻らず東京で太鼓で生活しているという噂は聞いていたのですが、とあるきっかけからHPを見る機会を得、東京を中心に各地で大々的に太鼓教室を開催しているのを知り、これはぜひ教室を覗いてみたいと思い新宿の教室を訪れてみたのです。突然訪れたので明男氏や長男のカズを驚かせてしまいましたが再開を大変喜んでくれ、1時間あまり見学させてもらいました。
　昔三宅島へ通っていた頃も夜になると民宿の客に太鼓を教え、私なんか常連だということで私専用のバチをつくってくれたほど、上手い上手いと褒められていい気になってたたいていたものです。今回実に15年ぶりに直に太鼓の力強い響きを肌で感じさせてもらい昔を懐かしく思い出すと同時に、こんな形で活躍している明男氏一家を心から応援したいと思った次第です。
　伝統芸能に触れることができるなんてすばらしいことです。皆さんもぜひ教室に参加してみてはいかがでしょうか、健康維持にも最適ですよ。

　　　　　　　　　　「三宅太鼓」　HP　　http://www.miyaketaiko.com/ja/




　　　　　　　　　　　　　　　　今日のアイドル「スケロクウミタケハゼ」
　　　　　　　　　　　　　　　　97.09.04　　西表　網取ガーデンイール
　　

　　　　　　　　　　スケロクウミタケハゼ・・・うん、語呂が良くて覚えやすい名前です
　　　　　　　　　　ところでまた疑問・・・スケロクって何だろう
　　　　　　　　　　助六で思い出すのは歌舞伎十八番「助六由縁江戸桜」のこと？
　　　　　　　　　　さて、その助六がこのハゼとどういう由縁？があるのだろう

　　　　　　　　　　図鑑では目から吻端にかけての赤いスジがこのハゼの特徴とある
　　　　　　　　　　Netで検索して歌舞伎の助六の扮装を見ると・・・ガッテン！
　　　　　　　　　　助六の目の周りの赤い隈取とハゼの赤いスジ
　　　　　　　　　　う～ん、言われてみれば雰囲気ありますね～

　　　　　　　　　　しかし図鑑の他のウミタケハゼを見ると少なからず赤い筋が・・・
　　　　　　　　　　まあ、細かい詮索は止めにしておきましょう
　




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タグ：スケロクウミタケハゼ 歌舞伎 西表・網取ガーデンイール 助六 三宅太鼓

コメント 2

新宿ですか～！
何度行っても(年に１、２回ですが)迷子になる自信あります♪(￣▽￣)ノ″
やってみたいのですが、太鼓叩く体力無いので、ジム通って体を鍛えなければアレですね（￣～￣；）
by 吟遊詩人４１ (2011-09-12 03:10) 

吟遊詩人４１さんへ
　昔住んでいたところですが、10年も経つとお上りさん同然です^^;
　太鼓教室、半分以上が女性の生徒さんでしたよ・・・。
by トックリヤシ (2011-09-12 08:59)