海のアイドル（２５２）

　いやー、全くの油断でした。今朝もちょっと肌寒い陽気でしたので蛹の状態をチェックしながらも今日の羽化は無いとタカをくくっておりました、というよりは折角出てきても外を飛べないようではかわいそうだだから、もう少し暖かなくなるまで待ったほうがいいよとの思いでした。
　羽化の兆候は以前の経験からまだ現れていないと見ていました。昼過ぎ30分ほどの昼寝から目覚めて蛹を見ると、なんと蛹の殻にぶら下がる蝶の姿があるではありませんか。羽も伸びきる直前まで伸びています。息をフッとかけるとフニャフニャ、まだ固まってはいません。ほんの10分ほど前に羽化したみたいです。
　時々深呼吸するように肩を広げ栄養分を羽の先へ送り続けています。しばらくして残った栄養分をお尻から落としましたので、あとは羽がしっかり固まるまで待つのみです。明日の天気予報ではまた雨模様ですが、なんとか無事放蝶できればいいのですが・・・。
　羽化の瞬間をじっくり観察したいと思っていましたがとんだ失態ではありました。

　　　　　　　　　　　　　　　　今日のアイドル「ソリハシコモンエビ」
　　 　　　　　　　　　　　　　　　　99.05.24　西表　ハトマ東
　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　前出のホバリングしている画像（こちら）は
　　　　　　　　　　　　　　撮り難さもあっていい写真ではなかったので
　　　　　　　　　　　　　　改めて登場してもらいました
　　　　　　　　　　　　　　これは卵を抱えているためでしょうか
　　　　　　　　　　　　　　岩の上にじっと留まっていてくれたので
　　　　　　　　　　　　　　じっくり撮影することができました
　　　　　　　　　　　　　　やはり卵を抱えてのホバリングは
　　　　　　　　　　　　　　妊婦には堪えるのでしょうか・・・？
　　　　　　　　　　　　　　子育て、頑張ってくださいね

　　　　　　　　　　　　　　　　　
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タグ：西表・ハトマ東 ソリハシコモンエビ オオゴマダラ羽化

コメント 4

いやいやいやいや・・・素晴らしい！！！
ふ化の瞬間は見逃したかもしれませんが十分です！
あとは飛んでる姿を楽しみにしてます＾＾
by 吟遊詩人４１ (2010-01-25 00:01) 

吟遊詩人４１さんへ
　ご期待に添えずゴメンナサイ(>_<)
　幾分暖かいのですが南風が強く、飛ばせることができるかな・・・？
by トックリヤシ (2010-01-25 08:44) 

決定的瞬間が撮れず、残念でしたね。
蛹は１つだけだったのでしょうか？
by SAKANAKANE (2010-01-31 13:16) 

SAKANAKANEさんへ
　幼虫は4っついましたが保護できたのは1つだけでした。
　冬はやはり彼らにとっては厳しい季節ですね。
by トックリヤシ (2010-01-31 15:48)