海のアイドル(39) [その他]
(前回よりのつづき)
改めてログブックを振り返ってみます。
そう、こんなこともあったな~というお話です。
1986年8月、最初で最後の淡水ダイビングでした。
そのころオートバイツーリングに熱中していました。会社のダイビングクラブをバックアップしていたショップ主宰の富士五湖ダイブに参加することにしましたが、富士五湖と言えばツーリングでよく行くところでもあり、私だけオートバイで行くことにしました。愛車はBMWのK100でした。会社を終えて皆はショップの車で出かけましたが、私は一旦家に戻ってから器材を積み込み出かけたのでした。中央道から河口湖インターで降りた頃には辺りは暗くなり悪いことに雨も降り始め、合羽を着てひたすらR139を精進湖方面へと走りました。やがて辺りは街路灯もない真っ暗な道、行き交う車はほとんど無し、両サイドは黒々と森林が続く。と頭に浮かんだのは、あの「青木ヶ原樹海」のこと。自殺の名所、迷って出られなくなるとか。エッ、ここは樹海の真っ只中?、道端に人影でも見えたらどうしよう、見たくないから目を瞑りたいがオートバイの上ではそれもできず、不安に不安が重なり、ワーッ!と叫びたくなるのを必死で押さえ、ただ正面だけ見据えて走ることしばし、やがて道が開け道路端にポツンと明かりが・・電話ボックスでした。たった一つの明かりがこれほどありがたく心強く思えたことはありませんでした。携帯が無い時代でしたから早速宿へ連絡、幸い宿はそこからすぐのところで、ようやくたどり着くことができたのでした。
(つづく)
今日のアイドル「イバラカンザシ」
昔、気配を感じるとピッと引っ込むのが面白くて
いたずらに片っ端から引っ込ませて遊んだものです。
これがあのゴカイの鰓冠だなんて・・・。
では一体、本体のほうはどんな形なんだろう
いろいろ調べてみても
この色とりどりな鰓冠の写真ばかりで
本体の写真はついぞ見当たりません。
だから、釣りの餌になるゴカイを
想像してみるしかないのですが
イメージダウンだから止めておきましょう。
きれいなものは
きれいな姿だけでいいのです。
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改めてログブックを振り返ってみます。
そう、こんなこともあったな~というお話です。
1986年8月、最初で最後の淡水ダイビングでした。
そのころオートバイツーリングに熱中していました。会社のダイビングクラブをバックアップしていたショップ主宰の富士五湖ダイブに参加することにしましたが、富士五湖と言えばツーリングでよく行くところでもあり、私だけオートバイで行くことにしました。愛車はBMWのK100でした。会社を終えて皆はショップの車で出かけましたが、私は一旦家に戻ってから器材を積み込み出かけたのでした。中央道から河口湖インターで降りた頃には辺りは暗くなり悪いことに雨も降り始め、合羽を着てひたすらR139を精進湖方面へと走りました。やがて辺りは街路灯もない真っ暗な道、行き交う車はほとんど無し、両サイドは黒々と森林が続く。と頭に浮かんだのは、あの「青木ヶ原樹海」のこと。自殺の名所、迷って出られなくなるとか。エッ、ここは樹海の真っ只中?、道端に人影でも見えたらどうしよう、見たくないから目を瞑りたいがオートバイの上ではそれもできず、不安に不安が重なり、ワーッ!と叫びたくなるのを必死で押さえ、ただ正面だけ見据えて走ることしばし、やがて道が開け道路端にポツンと明かりが・・電話ボックスでした。たった一つの明かりがこれほどありがたく心強く思えたことはありませんでした。携帯が無い時代でしたから早速宿へ連絡、幸い宿はそこからすぐのところで、ようやくたどり着くことができたのでした。
(つづく)
今日のアイドル「イバラカンザシ」
昔、気配を感じるとピッと引っ込むのが面白くて
いたずらに片っ端から引っ込ませて遊んだものです。
これがあのゴカイの鰓冠だなんて・・・。
では一体、本体のほうはどんな形なんだろう
いろいろ調べてみても
この色とりどりな鰓冠の写真ばかりで
本体の写真はついぞ見当たりません。
だから、釣りの餌になるゴカイを
想像してみるしかないのですが
イメージダウンだから止めておきましょう。
きれいなものは
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2009-05-13 14:55
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