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海のアイドル(40) [その他]

(前回からのつづき)
 宿では食事も終わり仲間たちは宴会の最中、心配顔で出迎えてくれましたが、途中の青木が原樹海を通ったときの精神状態など、話しても理解してもらえないだろうし、なにより皆と違う行動をした後ろめたさのようなものがあって、意識的に平静を装って平然と遅れを詫びたのでした。
 さて、道中の話はこれ位にして、本題の淡水ダイビングに話を戻しましょう。翌日午前中、西湖を潜り昼食をはさんで本栖湖を潜りました。正直なところあまりインパクトは感じなかったと思います。ログを読んでも、意外と魚が多かったとか湖底の倒木が異様だったとか、淡水だからといって特別な感覚を感じることはなかったようです。ただレギから漏れる水が塩っぱくないのが変な感じだったと書いてありました。
 初の淡水ダイビング、プロローグのインパクトが強すぎたために、ただの話のネタとしての体験だけに終わりました。やはり海のほうがいいや・・・というところです。
 さて帰路は、あの青木が原はまだ明るいうちに通過、昨晩とは違って樹海の景色を堪能しながらのんびりとツーリングを楽しんだのでした。
(つづく)

               今日のアイドルは「ケヤリムシ」です

        ケヤリムシweb.jpg

              昨日のイバラカンザシとは科名が違うだけ
              やはりゴカイの仲間です
              これも本体は観ないほうがいいようです
              写真を撮ろうとして
              シャッターを切る直前に
              引っ込んでしまうことがよくあります
              そんなとき、イバラカンザシの場合
              サンゴ等がきれいなら
              多少画になるのですが
              ケヤリムシはあまり美しいとはいえない
              筒だけが写り
              ごまかしがききません
              時に憎いヤツになります

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