海のアイドル（４１６） 大瀬崎 岬の先端

　ウミガメハッチアウトの後日談です。
　7月15日の夜今年初めてのアオウミガメのハッチアウト、それも大脱出の後の残留組5匹の脱出劇のことを書きました。14日に殆どが脱出し、その残りの5匹を見送りこれで今回は終りだと思っていたのでした。
　脱出完了後のネストの確認のため専門家により「掘り上げ」が行われます。ネストを完全に掘り上げて孵化の状況を確認するのです。翌日16日、私も掘り上げに立ち会いましたが、なんとまだ残留組がいたのです。8匹の元気な子ガメ、その他には、孵化したものの何かの理由で息絶えた子ガメが3匹、そしてこれも理由は定かではありませんが初期に死んだ卵が13個ほど、そして孵化直前で息絶えた物も一つという結果でした。砂の中でもカニの餌食になることも多くあり必ずしも安全な環境とは言えないのですね。　
　当日脱出前に保護された8匹の子ガメはその夜、潮が高い時を選んで海に放たれました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 改めて16年前の海に戻ります
　　　　　　　　　　　　　　　今日のアイドル「オビアナハゼ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「アサヒアナハゼ」　2011.04.05訂正　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 94.01.15　大瀬崎　岬の先端
　

　　　　　　　　　　　　　　海の中で身を守るためには目立たないのが一番
　　　　　　　　　　　　　　しかし海には色々な色が混在するのです
　　　　　　　　　　　　　　その中で目立たないようにするには
　　　　　　　　　　　　　　周りの色の多くを取り込まなくてはなりません
　　　　　　　　　　　　　　その結果こうなりました・・・？？

　　　　　　　　　　　　　　目立たないようで結構目立っちゃっていますよね～
　　　　　　　　　　　　　　電飾の帯まで入れちゃって・・・
　　　　　　　　　　　　　　単なる派手好きなのかもしれません

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タグ：大瀬崎・岬の先端 オビアナハゼ ウミガメネストの掘り上げ アサヒアナハゼ

コメント 2

まだ残留組がいらっしゃったんですか！
掘らないとそのままアレしてたかもしれないと思うとゾッとしますねえ(>_<)
by 吟遊詩人４１ (2010-07-17 23:41) 

吟遊詩人４１さんへ
　いえいえ、彼らはその夜には脱出したはずです。
　タイミングを逃しただけなんだと思いますよ^^
by トックリヤシ (2010-07-18 08:38)