海のアイドル(35) 石垣島 米原 [魚]
(前回からのつづき)
ダイブ本数数えはこれで一応決着として、この後はログブックを振り返って、その中から印象深かった事柄を順次思い出してみたいと思います。
と言いながら、ちょっと後戻りして三宅島通いの中での思い出のダイビングのことを記してみます。
三宅島には定期船が着く港が二つあります。風向きや波の具合で東西の港を使い分けているのですが、その西側の港,錆ヶ浜港近くにポイントがありました。ポイントの名前も錆ヶ浜だったと思いますが、そのポイントの売りは海中にある3つの大きなアーチでした。中でも一番大きなアーチを巡るコースがお好みでした。
その時代なぜかコンパスと言うものを使わずに、潜降(最近はこの字を使うようです)する前に水面で方向を決め水中を進むのですが、やはり最初のうちは何回か迷いました。そのうちに要領を得て問題なくアーチに行き着けるようになるのです。
あの頃のダイビングの楽しみ方を振り返ってみると、そういった過程、目的地で何かを見たとか経験したとかではなく、目的地へどのようにして辿りつき、どのように帰還したか、その過程を楽しむという要素が主だったように思います。アーチの下にテングダイが居ればそれはそれで良し、もし何も居なくても行程をクリアしたという達成感を得ることで満足だったように思います。
(つづく)
今日のアイドル「フタスジリュウキュウスズメダイ」

またまた可愛い幼魚たちです。
比較的深場のサンゴを住処にしています。
いつもはサンゴの上で
なぜか同じ方向を向いて泳いでいますが
人が1.5m、1m、50cmと
近付くにつれ
彼らはサンゴとの距離を縮め
やがてサンゴの枝深く
潜り込ん
でしまいます。
離れるとまた
そろりそろりと出てきます。
海の中でのそんな駆け引きも
なかなか面白いものです。
人気ブログランキング↓クリックお願いします
ダイブ本数数えはこれで一応決着として、この後はログブックを振り返って、その中から印象深かった事柄を順次思い出してみたいと思います。
と言いながら、ちょっと後戻りして三宅島通いの中での思い出のダイビングのことを記してみます。
三宅島には定期船が着く港が二つあります。風向きや波の具合で東西の港を使い分けているのですが、その西側の港,錆ヶ浜港近くにポイントがありました。ポイントの名前も錆ヶ浜だったと思いますが、そのポイントの売りは海中にある3つの大きなアーチでした。中でも一番大きなアーチを巡るコースがお好みでした。
その時代なぜかコンパスと言うものを使わずに、潜降(最近はこの字を使うようです)する前に水面で方向を決め水中を進むのですが、やはり最初のうちは何回か迷いました。そのうちに要領を得て問題なくアーチに行き着けるようになるのです。
あの頃のダイビングの楽しみ方を振り返ってみると、そういった過程、目的地で何かを見たとか経験したとかではなく、目的地へどのようにして辿りつき、どのように帰還したか、その過程を楽しむという要素が主だったように思います。アーチの下にテングダイが居ればそれはそれで良し、もし何も居なくても行程をクリアしたという達成感を得ることで満足だったように思います。
(つづく)
今日のアイドル「フタスジリュウキュウスズメダイ」

またまた可愛い幼魚たちです。
比較的深場のサンゴを住処にしています。
いつもはサンゴの上で
なぜか同じ方向を向いて泳いでいますが
人が1.5m、1m、50cmと
近付くにつれ
彼らはサンゴとの距離を縮め
やがてサンゴの枝深く
潜り込ん
でしまいます。
離れるとまた
そろりそろりと出てきます。
海の中でのそんな駆け引きも
なかなか面白いものです。
人気ブログランキング↓クリックお願いします

2009-05-09 14:29
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0