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海のアイドル再演ー1094 「クマノミ」 [魚]

(2016-12-12 掲載)

今日のアイドル再・再演ー1094 「クマノミ」
2016年11月19日 石垣島 米原リーフ下

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壁際の砂地のシライトイソギンチャクに住むクマノミ家族
3匹家族の中で一番大きいこの子がこの家のボスとなります
ボスになるとその個体は必然的にメス、いわば女将さんですね

クマノミは雄性先熟で生まれた時は全てオスなのです
イソギンチャクに集まった中で一番大きいのがメスになり
二番目のオスとペアになり子孫残すことになる訳です

写真のメスはまだ見るからに若々しい感じですね
繁殖の期が熟すまでにはまだ早いようです
因みにオスメスの違い、メスの尾ビレは白、オスは黄色です



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海のアイドル再演ー1093 「アカマツカサ」 [魚]

(2016-12-10 掲載)

今日のアイドル再・再演ー1093「アカマツカサ」
2016年11月19日 石垣島 米原リーフ下

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夏場大賑わいだったケーブも今は空っぽになっていますが
そこにいつしか住み着いたのが一匹の「アカマツカサ」です
あまり泳ぎ回らないので格好の被写体になってくれます
名前のとおり、光を当てると暗い背景に赤い体色が鮮やか

図鑑の解説によると暗い場所で群れる習性があるとのこと
しかしこのケーブでは一匹だけ?いや奥にもう一匹いたかな?
確かに昔三宅島だったか数十匹の群れを見たことがあるような・・

となると群れる魚がたった二匹だけになった理由が気になりま
この二匹は幼魚の頃何らかの理由でここに流れ着いたということ?
もしかして小さい頃からこのケーブの奥に潜んいたのかも知れません
しかしこの状態では繁殖は難しいですね、どうするのかな?



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海のアイドル再演ー1092 「マイポイントダイビング D.No.792」 [ダイビング]

(2016-11-22 掲載)

Dive No.792 (ダイブログより転記)
2016年11月19日 天気:晴れ時々曇り 気温:30℃ 水温:水面26℃・水底26℃
  風:南東1  波:ベタ凪  潜水時間:44分  水深:最大23.1m・平均17.3m


 沖を見るとポイント上に先客ボートが一隻、泳ぎながら見ると船上に人影がないので彼等とは入れ違いになるだろう・・・、と思っているとまた一隻やって来た、クルーザータイプの大型船、船上にはタンクがズラリと見える。一体何人いるのか、水中で鉢合わせすること間違いなし、やれやれ・・・。

 最初のボートの客はエキジットし船上から奇異な顔で泳ぎ付いた私を見ている。陸から泳いでくるなんて・・・ときっと呆れていたに違いない。イョッと無言の挨拶をして潜降。

 団体さんは4~5名づつ3組で行動しているようだ。急いでヨスジと挨拶、するとたちまち横から一つのパーティーが押し寄せてくるので早々に壁の奥へ。
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 壁奥の広場には今日もあのニセクロホシフエダイが3~4匹いる、町長さんの姿なし。折り返しクマノミからミノカサゴ根へ、ダイバー達が根を離れていくのが見える。ここにはニモだけなので早々に移動したようだ。

 オトヒメ御殿へ向かうがそこにもまた先客が取り付いている。距離を置いて小さい岩に付くサンゴの花を撮影して待つ。 
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 先客が移動いたので前回始めて確認した甲殻類の所在を改めて確かめる、健在だ。 どうやら先客はマクロ志向のお宅集団ではないようで、存在を知ってか知らずかあっさりと去って行った。

 根にへばり付いて撮影を試みるが、ピントの合わせに悪戦苦闘した後ふと周りと見るとまた別のパーティが集まって来ている。何となく早くしろよっ!と睨まれたような気まずさを感じ根を離れる。

 ジュズダマを覗き続いてハナハゼを探すが、周りの騒がしさで穴に引きこんだまま、ダテハゼの門番だけが職務遂行中・・・。

 キンセンの根を経て駆け上がりへ、途中タコサンゴ・二色のサンゴ・サンゴ三段飾り等をチェックし浮上地点へ。

 浮上途中のミニアーチに付くミズイリショウジョウガイ、白化しかかっていた頭上のサンゴもなんとか持ち直したようだ。周りにはキンギョハナダイがちらほらと見える。
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 礁斜面上部の白化サンゴは藻が付いて目立たなくなったことで、前回見た時のような汚らしい景色ではなくなったような印象、その為か蘇ったサンゴが目立つようになってきた、ということは美しい礁斜面への復活を期待もしてもいいのではないだろうか。

 浮上、鬱陶しいダイバー達に気分をそがれたが気を取り戻して浜へ泳ぐ。礁池のサンゴの根に集まるデバスズメダイの動きを楽しみ進むと、例の餌付けされた魚たちの集団ストーカーが始まる。

 無視して海のハルサー(クロソラスズメダイ)の畑に近付くがそこで大騒ぎが始まった。ハルサー達が一斉にそのストーカー達を威嚇しにかかったのだ。クックックッと喉を鳴らし身体半分を真っ白にしてストーカーの魚たちを追い払おうとバトルが始まった。
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 こんなのを引き連れてきたことを詫び急いでその場を離れる。 浜では数人の若者がサンゴのかけらで水切り遊びに興じている。さすがこの時期になると水浴びをしようと考える観光客もいないようだ。


 海の中であれほど大勢のダイバーに遭遇するのは久しぶり、自分が狙う場所を横取りされる煩わしさ、そして後から来るダイバーにも気を使わなければならない・・・、単独潜水が習慣となっている身にとってはなんとも煩わしいダイビングとなった。



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海のアイドル再演ー1091 「ヒレグロコショウダイとニセクロホシフエダイ」 [魚]

(2016-11-20 掲載)

今日のアイドル再・再演ー1091「ヒレグロコショウダイとニセクロホシフエダイ」
2016年11月5日 石垣島 米原リーフ下

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壁奥の広場、町長さんのクリーニングステーションには
今日は町長さんに代って新規のお客さんが2匹ご来店です
左はヒレグロコショウダイ、ムスジと間違え易いお方
もう一匹はお初にお目見えの「ニセクロホシフエダイ」でした

これって偽のクロホシフエダイ、偽物ってこと?
名前にニセと付く魚、他にも色々思い当りますが
一体なにがニセなの?って考えてしまいますよね

思うに、ニセは「偽」ということではなく「似せ」、つまり
本家?に似てるけど分類学上少し違いがあり別種としたのであって
ニセだからって蔑んでみるのは的外れだってことになりますね
もしやニセが本家で従来本家だったものがニセだってこともあり?


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海のアイドル再演ー1090 「グルクン」 [魚]

(2016-11-18 掲載)

今日のアイドル再・再演ー1090 「グルクン」
2016年11月5日 石垣島 米原リーフ下

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沖縄の郷土料理「グルクンのから揚げ」、美味しいです
ところで、正確にはグルクンという名の魚はおりません
元々はタカサゴという魚をグルクンという地方名で呼んだのですが
いつしかタカサゴ科の数種類の魚の総称となったようです

今日の写真には3種類のグルクンが写っています、わかりますか?
手前の黄色いのがもうお馴染みのウメイロモドキですね
後ろの方、背中に筋の見えるのがイッセンタカサゴ
そして一匹だけ、中央やや上にいるのがクマササハナムロです

見た目とても似ているイッセンタカサゴとクマササハナムロ
両者を比較すると、尻尾の先だけが黒いのがイッセンタカサゴ
方やクマササハナムロの尻尾は黒いハの字になっていますね

実はクマササが混じっていたのは写真を見て気が付いたことでした
なるほど~種類が違ってもグルクン同士、一緒に群れるんですね~


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