海のアイドル再演ー1019 「マイポイントダイビング」 [ダイビング]
(2016-05-14 掲載)
10日夜半の雷は凄かった。横に走る雷と落ちる雷が連続し、近くにも何発か落ち瞬時停電も・・・、耳が聞こえない老犬ラッキーも凄まじい稲妻に居ても立っても居られない様子だったのでなだめながら数時間添い寝をする羽目に・・・。
そんなことで寒冷前線通過後北風に変わり海は荒れ模様、11日予定のダイビングも延期せざるを得なかった。
Dive No.782 (ダイブログより転記)
2016年5月12日 天気:晴れ 気温:29℃ 水温:水面26℃・水底26℃
風:南東1.5 波:ウネリ少々 潜水時間:43分 水深:最大22.8m・平均18.3m
風は東に変ったがまだリーフエッジには時折り白波が立つ。泡にまみれるのを覚悟でイノーを進む。2週間前は小さかったルリスズメダイ幼魚が倍ほどに育っていることに驚く。
泡に揉まれることも無くリーフエッジを越える。目の下をグルクマの大群が通過、そして潜降ポイント下にはグルクン(タカサゴ科)が捕食中。
潜降、ヨスジの根で先ずはヨスジフエダイに「今日は直接来たよ」とご挨拶、好意的な顔で迎えてくれたような気がする。
2cm足らずの小魚の集団、ウメイロの幼魚のようだ。 崖を奥へ進む。 ケーブを覗くと何かの幼魚の小さい集団もやって来ている、ケーブ一杯に群れるのも間も無くだろう。
小魚舞うオーバーハングのシルエットを眺めながら奥へ、しかしスミレヤッコ姐さんには今日も会えず、・・・穴の奥にいるんだろうか。
Uターンしてミノカサゴの根へ。 途中の根に付く小さなサンゴにもミツボシスズメダイの幼魚がワサッと群れている。 ミノカサゴの根にも同様に何種類もの幼魚が根を覆い始めている。幼魚自体がまだ小さいがこれからどんどん賑やかさを増していくのだろう。
オトヒメ御殿の幼魚
帰り道、砂地のジュズダマイソギンチャクが見つからない、もちろんクマノミ幼魚集団も姿が見えない。砂地の表面が荒れている、隈なく探すと砂地の小さな凹みに異状に委縮したイソギンチャクを発見、なんだこれは!ショックである。 熱帯魚の商売人が目を付けてクマノミを一網打尽にしたのかもしれない。 残念だがいかんともし難い・・・。
エアーの残りが少ない、先を急がなければ・・・。 キンセンの根にもキンセンイシモチの幼魚が増えてきた。
ルートに沿って斜面を上がり、上部のハマクマノミを探すがここもまた姿が見えない。どうしたことかと探し回ると深くえぐれた岩の割れ目の奥からハマクマの雌が顔を出した。そこを覗きこむと、あのタマイタダキイソギンチャクの触手がチラッと見える。小さな雄も出てきた。いつも割れ目の上まで触手を伸ばしているのに何故? もしやここも盗人に狙われた? 奥に逃げ込んだために捕獲されずにすんだとか?考え過ぎだといいのだが・・・。
浮上間際、棚上のモンツキを見付けようとしたが、押し寄せるウネリに揺さぶられ今回も断念。
昨年夏の魚の乱舞を思い出しながら、今年も同じような光景に出合うことにが出来るとの確信を持てたダイビングではあった。 しかしなんとしたことか、心無い人間によって自然の営みをかきみだされているかもしれない現状を見て、なにか打つ手はないものかと悩む日が続きそうである。
今日のアイドル再・再演ー1019 「マイポイントダイビング D.No.782」
2016年5月12日 石垣島 米原リーフ下
10日夜半の雷は凄かった。横に走る雷と落ちる雷が連続し、近くにも何発か落ち瞬時停電も・・・、耳が聞こえない老犬ラッキーも凄まじい稲妻に居ても立っても居られない様子だったのでなだめながら数時間添い寝をする羽目に・・・。
そんなことで寒冷前線通過後北風に変わり海は荒れ模様、11日予定のダイビングも延期せざるを得なかった。
Dive No.782 (ダイブログより転記)
2016年5月12日 天気:晴れ 気温:29℃ 水温:水面26℃・水底26℃
風:南東1.5 波:ウネリ少々 潜水時間:43分 水深:最大22.8m・平均18.3m
風は東に変ったがまだリーフエッジには時折り白波が立つ。泡にまみれるのを覚悟でイノーを進む。2週間前は小さかったルリスズメダイ幼魚が倍ほどに育っていることに驚く。
泡に揉まれることも無くリーフエッジを越える。目の下をグルクマの大群が通過、そして潜降ポイント下にはグルクン(タカサゴ科)が捕食中。
潜降、ヨスジの根で先ずはヨスジフエダイに「今日は直接来たよ」とご挨拶、好意的な顔で迎えてくれたような気がする。
2cm足らずの小魚の集団、ウメイロの幼魚のようだ。 崖を奥へ進む。 ケーブを覗くと何かの幼魚の小さい集団もやって来ている、ケーブ一杯に群れるのも間も無くだろう。
小魚舞うオーバーハングのシルエットを眺めながら奥へ、しかしスミレヤッコ姐さんには今日も会えず、・・・穴の奥にいるんだろうか。
Uターンしてミノカサゴの根へ。 途中の根に付く小さなサンゴにもミツボシスズメダイの幼魚がワサッと群れている。 ミノカサゴの根にも同様に何種類もの幼魚が根を覆い始めている。幼魚自体がまだ小さいがこれからどんどん賑やかさを増していくのだろう。
オトヒメ御殿の幼魚
帰り道、砂地のジュズダマイソギンチャクが見つからない、もちろんクマノミ幼魚集団も姿が見えない。砂地の表面が荒れている、隈なく探すと砂地の小さな凹みに異状に委縮したイソギンチャクを発見、なんだこれは!ショックである。 熱帯魚の商売人が目を付けてクマノミを一網打尽にしたのかもしれない。 残念だがいかんともし難い・・・。
エアーの残りが少ない、先を急がなければ・・・。 キンセンの根にもキンセンイシモチの幼魚が増えてきた。
ルートに沿って斜面を上がり、上部のハマクマノミを探すがここもまた姿が見えない。どうしたことかと探し回ると深くえぐれた岩の割れ目の奥からハマクマの雌が顔を出した。そこを覗きこむと、あのタマイタダキイソギンチャクの触手がチラッと見える。小さな雄も出てきた。いつも割れ目の上まで触手を伸ばしているのに何故? もしやここも盗人に狙われた? 奥に逃げ込んだために捕獲されずにすんだとか?考え過ぎだといいのだが・・・。
浮上間際、棚上のモンツキを見付けようとしたが、押し寄せるウネリに揺さぶられ今回も断念。
昨年夏の魚の乱舞を思い出しながら、今年も同じような光景に出合うことにが出来るとの確信を持てたダイビングではあった。 しかしなんとしたことか、心無い人間によって自然の営みをかきみだされているかもしれない現状を見て、なにか打つ手はないものかと悩む日が続きそうである。
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