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海のアイドル再演ー983 「マイポイントダイビング」 [ダイビング]

(2016-02-16 掲載)

今日のアイドル再・再演ー983 「マイポインポイントダイビング D.No.777.」
 この時期にとしては珍しく前回に引き続き潮時と海況(波)がうまくシンクロしてくれた。大荒れによる爪痕のその後の回復具合は如何に・・・。

Dive No.777 (ダイブログより転記)
  2016年2月13日 天気:曇り時々晴れ 気温:26℃ 水温:水面23℃・水底23℃
  風:南南西1  波:ほぼ凪  潜水時間:46分 水深:最大22.8m・平均17.0m

 事前の心配をよそに、イノーの魚達は数も増え何も無かったように平穏な営みを取り戻している。
 潜降してヨスジの根、ヨスジも数が増えているがどうも纏まりが無い。なんとか纏まるのを待っていると不意に根の向こうからウミガメが現われた。まだ若い個体のようだ。
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 壁に沿って奥へ・・・。 今回もスミレヤッコ姐さんは現れず。 不自然な動きのミナミハタタテダイが一尾。突きあたりの根の下にはチョウチョウコショウダイ3尾。
 折り返して砂地のシライトイソギンチャクのクマノミはまだ一尾だけ、ポイント根のハタゴイソギンチャクは少し元気を取り戻している。根の周りに紫色の小魚、クレナイニセスズメの幼魚が目立つ。
 オトヒメ御殿もまだミツボシだけ、それに混じってあのカシワハナダイが一匹健在だ。
 帰路の砂地、ジュズダマイソギンチャクにはクマノミ大は一匹だけだが、意外なことに豆粒大の小さなのが多数集合。
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 ハナハゼは場所を変えていた。 キンセンの根では細かいスカシテンジクダイの幼魚の固まり発生。
 水中に一輪のバラ(ミカドウミウシの卵)
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 礁斜面のサンゴを観察しながら浮上、棚上のハマクマノミには幼魚が一尾加わった。
 減圧停止で根の沖を眺める。元の癒しの景色が蘇って来た。
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 浮上途中、サンゴの上にイシガキカエルウオが数匹、そして注目はモンツキカエルウオの幼魚を確認、嬉しいことだ。
 イノーの中程、サンゴの根のデバスズメダイも数を増やしている。


 先日の大時化で折れたサンゴの傷跡はまだ生々しいが、魚達の活力は凄まじいもので、これから水温む時期に向けてますます賑やかさを増すことだろう。初っ端にウミガメ、新しい幼魚達、そして終りにモンツキの幼魚、幸運そして先行きが楽しみとなるダイビングだった。

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