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海のアイドル再演ー496 「マイポイントダイビング D.No.523 」 [ダイビング]

Dive No.523 (ダイブログより転記)

2012年4月11日  天気:曇り時々晴れ  気温:26℃ 水温:水面23℃・水底22℃
風:南南西2 凪  潜水時間:44分 水深:最大23.1m・平均16.1m


 今日は暑くなりそう、そろそろスーツを夏用に変えようかと迷ったが、前回の水温22℃
からまだ大きく上昇する気候ではなかったので5mmフルスーツで行くことにした。
 日中家から眺めるリーフエッジが干潮時に帯状に白く見えたが、その現場を確認。以前にも経験したことではあるが、礁縁に繁茂するサンゴ藻?の白化による現象であった。大潮の干潮の後でもあり、比較的晴天が続いたので紫外線等の影響なのだろうか・・・。
  
サンゴ藻白化.gif
  

 潜降して先ず壁の穴を覗くと丸っこいバカでかいフグの姿、ベラにクリーニングしてもらっていたようでゆったり浮いていたが、近付く気配で穴の奥へ逃げるところを何とか撮影、サザナミフグかと思ったが後で確認すると「ケショウフグ」だった、初見である。
  
ケショウフグ.gif


 何かを期待しながら壁を進む。その意が通じたのか久しぶりに「スミレヤッコ」姐さんに遭う。毎回探したにもかかわらず遭えなかったが、改めて定住していることが確認できて嬉しい限り・・・。
  
スミレ姐さん.gif

 
 水温がまだ低いせいか(22℃)、ポイント根はまだ冬の風情、僅かに稚魚の姿が見えるが賑わいを見るにはまだほど遠いようだ。
 Myサンゴをチェック、レイシガイ等の食害の進行はないようだが、健全な部分の色が薄れていることがちょっと心配、何らかの環境の変化によるものか、今後の変化を見守りたい。
  
Myサンゴ2012.04.gif

 
 浮上し減圧停止を兼ねてオニヒトデを探すが幸い見つからなかった。深部でも姿を確認しなかったしこの海域からは消滅したのか、そう願いたいところではある。
 浅場でふと振り返ると、沖の青を背景に疎らに小魚たちがゆっくりと漂っている、同じように漂いながら眺めて減圧時間を待つのであるが、それも疲れを癒してくれる楽しい時間である。
  
礁縁の小魚.gif




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