海のアイドル再演ー50 「サンゴのポリプ 2題」 [サンゴ]
再演ー50-1今日のアイドル「ミドリイシのポリプ」
2001.10.4 石垣島 米原リーフ斜面
元気に育っているサンゴの細部をマクロレンズで覗くのも楽しみの一つです
肉眼では棘とげで硬そうなサンゴですが
マクロで見ると質感がまるで変わります
そしてその中に動物である証、サンゴのポリプの動きが覗えます
この小さな存在が大きな地球の形成に関わっていること
そして大気の組成にも大きく影響していること
そんなことを考えると小さなポリプも
とても愛おしいものとして感じることができます
再演ー50-2今日のアイドル「アザミサンゴのポリプ」
2020.10.4 石垣島 米原リーフ斜面
昨日のミドリイシとは違った表情を見せてくれます
アザミサンゴとは恐らく小さい群体を
肉眼で見た様子を表したのでしょう
しかしマクロでみるとアザミではなく
咲きそろった菊の花のようです
アザミサンゴといえば、、かつて西表島崎山の巨大な群体に
やらせの落書きをした事件を思い出します
あのアザミサンゴの落書きの痕はどうなったのでしょうか
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海のアイドル再演ー49 「ミヤケテグリ」 [魚]
(2009.8.3掲載)
ちなみに成魚は・・・
再演ー49今日のアイドル 「ミヤケテグリ幼魚」
2001.10.4 石垣島 米原オトヒメ御殿
マイポイントNo.2オトヒメ御殿でのこと
バブルコーラルの横、細かい藻の上に目が止まる
小さく白いヒラヒラしたものが動く
ゴミが付いているだけかと思ったが動きが妙だ
指を近づけてみる、確実に逃げる動きだ、さて何だろうとカメラを覗く
ズームを目いっぱい引いて見るが無理だ
とにかく小さすぎる、でも正体が知りたい
数カット撮影し、後で確認すことにした
パソコンに取り込み拡大・そして拡大
大きな目玉、尖がった口、ヨウジウオの仲間か?
いや体は長くない、尻尾が見える、ネズッポだ
ヒレなどの細かいところが良く見えないが
顔つきからテグリの幼魚だろうと判断
この海域ではミヤケテグリに違いない
名前にあるミヤケ、三宅島は私の海の故郷
そしてミヤケテグリの学名・英名にJ.モイヤーさんの名も入っている
ただ見過ごしてしまうようなゴミだが
たまたま目が止まったのは単なる偶然ではないような気がする
ちなみに成魚は・・・
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海のアイドル再演ー48 「アナモリチュウコシオリエビ」 [エビ・カニ]
(2012年2月2日掲載)
再演ー48海のアイドル 「アナモリチュウコシオリエビ」
2001.10.4 石垣島 米原ミノカサゴの根
アナモリチュウコシオリエビ・・・なんと長ったらしい
でも一度覚えてしまうと落語の「寿限無」のように
すらすらと唱えることができちゃいます
この名前の訳は前記事に書きました(こちら)
それでもロボコンの愛称のほうが馴染みやすいですネ
これもヤドカリと同じ異尾類
太い毛むくじゃらの腕を見せびらかしています
全体の雰囲気に似合わない毛の先のキラキラ
これが無かったら人気は半減というところでしょうネ
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海のアイドル再演ー47 「モンツキカエルウオ幼魚」 [魚]
(2012年1月31日掲載)
再演ー47 今日のアイドル「モンツキカエルウオ幼魚」
2001.07.26 石垣島 米原リーフエッジ
マイポイントダイブが終わって水面へ浮上直前
水深1m程の岩棚のスロープが彼らの住処へなのです
いつものように穴から覗くモンツキくんを探していると
2cmほどの小さな魚がピュッと穴に入り
モンツキくんと同じように顔だけ出して覗いています
その動きがいつも見るモンツキくんと全く同じ・・・
なのでこれはモンツキの幼魚だと思い込んでいます
お馴染みモンツキくんは鼻毛ボーのふざけた顔(こちら)
それに比べるとこの幼魚はちょっと印象が違うようですが
なにせ2cm程の幼魚、この時分から鼻毛ボーもないだろう
いずれ成長し、あのおふざけ顔を見せてくれるはずです
海のアイドル再演ー46 「カンザシヤドカリ」 [エビ・カニ]
(2012.01.27掲載)
再演ー46 海のアイドル「カンザシヤドカリ」
2001.07.26・2001.12.03 石垣島 米原ミノカサゴの根
エビでもないカニでもない、ヤドカリの仲間です
ヤドカリといえば巻貝を背負って移動生活をしていますが
このヤドカリはサンゴの穴を住処にしているので
ふつう動き回ることはありません
穴に籠ってジッと餌が流れてくるのを待っているのです
餌を捕まえる為に大きな羽毛状の触角を持っているのですが
撮影ではどうしても目にピントを合わせるので
立派な羽毛の触角はいつもぼやけてうまく写らないのですネ
いつか改めて羽毛をバッチリ写してみたいものです
・・・でも機材不足という難題がありますな~