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Dive No.819-2  石垣島 米原 [ダイビング]


Dive No.819の顛末です

 スーツはペラペラの3mm、気泡はかなり潰れている筈、だから7~8mも潜れば浮力も減るだろう、真下にはヨスジの根、とにかくあそこへ届けば岩伝いに下がり、手ごろな石片を拾ってBCに挟めばなんとかなると目論む。 ワントライ-5m、耳が痛い、耳を抜こうとしたが頭が下だと抜け難い、で上を向くと浮力に負けて水面へ・・・。岩に掴まりながら何度か目でやっと耳が抜けた。エイヤット海底へ下り手ごろな重石を探して腹の下へ収めることで準備完了、フ~(ブクブク)とため息の後コースを進む。

 シライトイソギンチャクとクマノミ、ミノカサゴの根を覆うスカシテンジクダイ等の小魚を経てオトヒメ御殿へ。 婚活クマノミと遊んで帰路へ。
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 途中砂地のジュヅダマイソギンチャクにつくミツボシクロスズメダイ幼魚集団はまた数が増えたかな?
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 さて・・・、この先でまたミステイク、この方向でいい筈だと思い込んだ方角がとんだ思い違いだった。斜面方向が濁りで見渡せないまま砂地の小石の筋を辿って進んで行ったが、かなり進んでも斜面の岩礁へ往き付かないの。

ここで思い立ってコンパスナビ、しかしここの海域ではナビの経験が無いのでどっちが北でどの方向へ進むべきか定まらない、思考力が著しく低下、こっちと判断した方向へ中層をキープして泳ぐことしきり、やっと斜面の岩肌が見えるところまで来た。まあここまでの距離の長かったこと・・・、そしてここでお腹の重石を投下、お世話になりました。。。

 いい加減疲れ果てたがまだこの先礁原を200m泳がなければならない・・・。もうただ惰性で重いフィンを動かすのみ。

 渚で歓声を挙げる観光客を横目に何食わぬ顔で浜へ上がり海へ感謝?の一礼、だが内心は反省しきりなのだ、やれやれ、アァ疲れた~~~



 家に戻って、どこにウエイトベルトを忘れたか・・・、準備をするガレージには無い、縁側には? やはり無い、でダイビング器材を収納する押入れの中・・・、収納した時そのままに横たわっておりました。という事は準備段階でも全く手を触れなかったという事、我ながら準備への注意力の欠如に呆れてしまいました。



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