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Dive No.812  石垣島 米原 [ダイビング]



 冬の季節風が吹き始めるようになりこのところ頻繁に海況が変わる。潮時から日程を予想していても上手くタイミングが合わないことも多くなる。ここ数日北風で思わしくない波が来ていたが、一カ月ぶりなので何とか・・・との祈りが通じたようでまずまずのコンディションで迎えてくれそうだ。


Dive No.812 (ダイブログより転記)
 2017年11月08日  天気:曇り時々晴れ 気温:29℃ 水温:水面25℃・水底25℃
 風:南1  波:うねり少々  潜水時間:50分  水深:最大24.1m・平均19.5m

 一か月ぶりだから・・ということではないが今回はハナからドジを踏んでしまった。駐車場で機材装着し浜へ下りるが何となく腰が軽い、なんとウエイトベルトをしていないのだ。 機材を浜に置いて駐車場に戻って・・・、しかし車の中にも無い、ということは家に置き忘れ? 仕方なく急いで家に戻る羽目に・・・。往復3分で済むからできたことではある。

 いざ海へ、さすがにこの時期になると水温はかなり下がり全身を浸けると首筋から入り込む水の冷たさに思わず首を窄めたほど・・・。まあしかしイノーの魚達は以前と変わらず活発に普段の営みを続けていた。

 今日もポイント上には先客のボート、エントリー準備中の客と挨拶を交わしお先にと潜降。 昨夜の雨のせいか外洋も透視度は悪い。 ヨスジの根に着き根を一周するもどうしたことかヨスジの姿は全く無し、他の根付きの魚達はいつもの通り居るのだが・・・。
 
 壁際を奥へ進む、いつものオニハタタテダイが一尾だけの賑やかさの無い風景、
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奥で折り返し例のシライトイソギンチャクのクマノミをチェック、カップル+チビ一匹で変わりなし。
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 ミノカサゴの根も既に冬のたたずまい?か、トップのハタゴイソギンチャクも三割方縮んで元気なく、住人のカクレクマノミも居心地が悪そうだ。 
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 オトヒメ御殿へ、相変わらずミツボシクロスズメダイの成魚が席巻している。そしてあのジャニーズクマノミはいまだ連れ合い見つからず、いつまでこのままでいつづけるのかな・・・。

 帰路、ジュズダマイソギンチャクを探すが前回のような目印のミツボシクロスズメの幼魚の群は無い、なんとか探しだすと僅かに4匹だけが残ったいる状態だった。
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 とここまでは通常のコースを辿って来たがこの先ちょっとしたトラブルが・・・というか以前に踏んだ轍をまたまた踏んでしまったという情けないことに・・・。

 視界10m、目標が定まらないなか、安易に岸の方向だと決め付けて進んだのだが予想した目標の根がなかなか現れない、ちょっと方角を修正して進むが益々解らなくなってきた、おかしいなとコンパスを眺めるがまたもや判断力減退で頭が混乱するばかり、嗚呼またやってしまったと最後の手段、緊急浮上して方角を確かめることに・・・。

 浮上して例の先客のボートの位置を確かめて再び潜降しえっちらおっちらコンパスの針を眺めながら中層を泳ぐ。礁斜面が見えてヤレヤレ、タンクのエアーを使い切り情けない気持ちで浜へ泳ぎ着きドット疲れが・・・、何故帰る方向を見誤ったのかあれやこれやと考えるも後の祭り、以前の教訓を忘れて安易な行動をしてしまったことを重ねて反省するしかない・・・。

 そんなことで、礁斜面の若いサンゴの成長具合を確認することも、斜面トップのハマクマノミヘの挨拶もできず、頗る後味の悪い中途半端なダイビングになってしまったことを悔やむばかり。



 今回はドジに始まりこのドジで終わるという情けないダイビングとなってしまった。二度あることは三度?にならないように・・・これを機にちょっと気の緩みを引き締めなければ・・・。




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