海のアイドル再演ー1085 「マイポイントダイビング D.No.791」 [ダイビング]
(2016-11-08 掲載)
今日のアイドル再・再演ー1085「マイポイントダイビング」
2016年11月05日 石垣島 米原リーフ下
Dive No.791 (ダイブログより転記)
2016年11月05日 天気:曇り時々晴れ 気温:28℃ 水温:水面26℃・水底26℃
風:東1 波:ウネリ少々 潜水時間:45分 水深:最大22.8m・平均18.0m
さすがに海水温が下がったようで泳ぎ出すと首筋から入り込む冷水に思わず首がすぼむ。誰もいない海、夏場に餌付けされた魚達がそれとばかりにまとわりついてくるがそれを振り切って沖へ急ぐ。
礁原にはニザダイやブダイ系が右へ左への行進、賑やかさが戻ってきた。
礁原外縁の白化サンゴは未だに白く目立つものが多く、思うようには回復していないように見える。
潜降、根の上が賑やかだがヨスジの数は少なく、代りにウメイロモドキやイッセンタカサゴの若魚が群れている。こういう光景にはワイドレンズが欲しいのだが・・・。
なにもいないケーブを覗き壁沿いに奥へ、スミレヤッコ姐さんは何処へ行ったのか・・・。奥のクリーニングステーションでは、今日は町長さんのほかにコショウダイやフエダイがきている、なかなか商売繁盛の様子だ。
ミノカサゴの根、相変わらずミツボシクロスズメの攻撃を受ける。トップのハタゴイソギンチャクに潜むニモとしばし遊ぶ。
オトヒメ御殿、夏の賑やかさは無い、隅の穴には巨大なニセゴイシウツボの太い腹が見える。マクロの被写体を探すがなにもいない。小さいイソギンチャクのクマノミが一人愛嬌を振りまいてくれるだけ。
帰路、砂地のジュズダマにはなぜかミツボシが一尾だけ、クマノミはどこへ消えた?
キンセンの根に寄り礁斜面を上る。真っ白な蛍光色だったトゲサンゴの殆どに茶色の藻が付き始めており、もはや復活は無理な様子。斜面上部でも死んだサンゴと生き残ったサンゴがはっきり見分けられるような状況、少なくとも美しいサンゴ畑とはいえない、なんとも汚らしい光景を呈している、無念だ。
それでも斜面トップのハマクマノミペアーは何食わぬ様子で波に揺られていた。
浮上、ウネリに軽く押されながら岸へ向かう。礁池の水面下に大小のオキザヨリがウロウロしている。 浜の手前へ来ると、またもや餌付けされた魚たちに取り囲まれた。左手の親指と中指を擦るとロクセンスズメダイにベラ類、トゲチョウチョウウオも混じってわんさかと指に纏わりつき中には指に噛みつく奴も・・・、独り占め状態でしばし彼等と遊ぶと疲れも吹き飛んでしまった。
白化サンゴの回復状況はあまり芳しくなかったが、少なくとも進行は止まっているはず、あとはまた逞しく復元することを期待するばかり。 しかしそんな状況の中でも全体的に魚影は以前同様に逞しく復活しているように見える。
そして今回はおまけとして幸運にも初見のアイドルに出会えたようである。はっきりした証拠(写真)が得られなかったので確証が持てないがほぼ間違い無し、なんとか次回の再会に期待したいところだ。
2024-12-12 00:00
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コメント(4)
美しい写真が惜しげなく。
by hagemaizo (2024-12-12 21:09)
ここは楽園(*'▽')
by mayu (2024-12-12 21:22)
hagemaizoさんへ
写真が美しいのではなく・・・
自然そのものが美しいのです。普段眼にすることが無ところですからね^^
by トックリヤシ (2024-12-12 21:33)
mayuさんへ
楽園に見えますが・・・一方・・・・
実は思いもよらない「弱肉強食の世界」でもあります。。。
by トックリヤシ (2024-12-12 21:38)