海のアイドル再演ー426 「D.No.711 マイポイントダイビング 」 [ダイビング]
(2011.09.02掲載)
Dive No.711 (ダイブログより転記)
2011年9月1日 天気:晴れ時々曇り 気温:32℃ 水温:水面30℃・水底29℃
風:南南西1・凪うねり少々 潜水時間:38分 水深:最大23.4m・平均11.6m
さすがに9月ともなると海へ来る観光客もグッと減ったよう、無料の駐車場確保も楽勝だ。
大型の台風12号、1000km以上も離れているのにここ八重山にも少なからずうねりが来ているようで、いつもは静かな渚にその余波が感じられる。
イノー(礁湖)を沖へ進むとリーフ際にボートが一隻、ファンダイブに先を越されたかなと思った。リーフを越えて礁斜面に差し掛かりサンゴ礁の表面を見て愕然、ここにもあそこにも大型のオニヒトデがそこここに連なり重なり合っている。(気が動転していたためか写真と撮るのを忘れていた) これは何ということだ・・・と、ボートを見ると船尾に「オニ駆除隊」の旗が見える、いち早く駆除に乗り出してくれたようだ。
意表を突かれた光景にいささか戸惑ったのだが、駆除は彼らに委ねて先ずは一通り通常のコースを辿り、普段見られない大型魚の幼魚との出会いを期待したのだが、今回は特に収穫なし。
ミノカサゴの根のイソギンチャク、先回丸まっていたが今日は普通の姿でその上を若いハナミノカサゴが舞っていた。
オトヒメ御殿では相変わらずヨスジフエダイの幼魚が根を取り巻いている。心なしかそれぞれがひと回り大きくなったように感じるが、もう少し成長したら小さいこの根を外れ何処かへ移動してしまうのだろう。
巡回を早めに切り上げてリーフエッジへ、とりあえずあの新Myサンゴをチェック、健在を確認し礁斜面を駆け上がりオニヒトデ駆除にあたる。あの凄まじい光景は駆除隊のおかげで殆どが駆除されたようだ。カメラをフックに固定して採り残しのオニ探し、少し東へ行くとまだそこここに醜くきオニの姿が・・・、数匹を袋に収め後は駆除隊に任せイノーを戻る。
かろうじて残っていたサンゴも全て喰いつくされ真っ白に・・・
ビーチに戻って沖を見ると、駆除隊のボートが東へ移動し引き続き駆除活動をする様子、思わずよろしく頼むよ・・・と頭を下げた。
4月初めにはオニヒトデで深場のサンゴが全滅、礁斜面上部はその後も被害を受けずまずまずの状態を維持してきたのに、今度はそこもほぼ全滅状態となってしまい、何とも言えない悔しさ空しさが募るばかりだ。
今日のアイドル再演ー426 「マイポイントダイビング」
2011年9月1日 石垣島 米原リーフ下
Dive No.711 (ダイブログより転記)
2011年9月1日 天気:晴れ時々曇り 気温:32℃ 水温:水面30℃・水底29℃
風:南南西1・凪うねり少々 潜水時間:38分 水深:最大23.4m・平均11.6m
さすがに9月ともなると海へ来る観光客もグッと減ったよう、無料の駐車場確保も楽勝だ。
大型の台風12号、1000km以上も離れているのにここ八重山にも少なからずうねりが来ているようで、いつもは静かな渚にその余波が感じられる。
イノー(礁湖)を沖へ進むとリーフ際にボートが一隻、ファンダイブに先を越されたかなと思った。リーフを越えて礁斜面に差し掛かりサンゴ礁の表面を見て愕然、ここにもあそこにも大型のオニヒトデがそこここに連なり重なり合っている。(気が動転していたためか写真と撮るのを忘れていた) これは何ということだ・・・と、ボートを見ると船尾に「オニ駆除隊」の旗が見える、いち早く駆除に乗り出してくれたようだ。
意表を突かれた光景にいささか戸惑ったのだが、駆除は彼らに委ねて先ずは一通り通常のコースを辿り、普段見られない大型魚の幼魚との出会いを期待したのだが、今回は特に収穫なし。
ミノカサゴの根のイソギンチャク、先回丸まっていたが今日は普通の姿でその上を若いハナミノカサゴが舞っていた。
オトヒメ御殿では相変わらずヨスジフエダイの幼魚が根を取り巻いている。心なしかそれぞれがひと回り大きくなったように感じるが、もう少し成長したら小さいこの根を外れ何処かへ移動してしまうのだろう。
巡回を早めに切り上げてリーフエッジへ、とりあえずあの新Myサンゴをチェック、健在を確認し礁斜面を駆け上がりオニヒトデ駆除にあたる。あの凄まじい光景は駆除隊のおかげで殆どが駆除されたようだ。カメラをフックに固定して採り残しのオニ探し、少し東へ行くとまだそこここに醜くきオニの姿が・・・、数匹を袋に収め後は駆除隊に任せイノーを戻る。
かろうじて残っていたサンゴも全て喰いつくされ真っ白に・・・
ビーチに戻って沖を見ると、駆除隊のボートが東へ移動し引き続き駆除活動をする様子、思わずよろしく頼むよ・・・と頭を下げた。
4月初めにはオニヒトデで深場のサンゴが全滅、礁斜面上部はその後も被害を受けずまずまずの状態を維持してきたのに、今度はそこもほぼ全滅状態となってしまい、何とも言えない悔しさ空しさが募るばかりだ。
ポチッとお願いします
2021-04-17 00:00
nice!(37)
コメント(4)
トックリヤシ様
ミノカサゴのゆうがに待っている姿を見たいものです。
オニヒトデの被害は今もあるのでしょうか?
生命力の旺盛な生き物で弱いサンゴが死滅するのは耐え難いですもの。
by hirometai (2021-04-17 14:20)
hirometaiさんへ
オニヒトデの発生は年によって変化するようです。
海流や海水温の変化が異常発生の要因だそうです。
これ以上海の汚染を拡大させないように我々の生活も見直さなければならないかもしれませんね。
by トックリヤシ (2021-04-17 17:28)
その頃の駆除活動が、その後のサンゴたちを
元気にしてくれているんですね^^
by achami (2021-04-17 19:38)
achamiさんへ
広い海域のことを考えると、
一部地域での我々の活動が功を奏したと言えるかどうか疑問ですが・・
これからも海と接していくにあたってはこの思い、大切にしていきたいと思っています。
by トックリヤシ (2021-04-17 20:38)