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Dive No.705 石垣島 米原 [ダイビング]

Dive No.705 (ダイブログより転記)
2011年6月7日  天気:曇り時々晴れ  気温:30℃  水温:水面26℃・水底26℃   
風:南南西3・風波強   潜水時間:40分  水深:最大23.1m・平均15.8m
 前回より2週間が経ち潮時も頃合い、昨日のニシキヤッコの放流に続いて今日はマイポイントダイビング、昨日はさほどではなかった南南西の風が夜中じゅう吹き荒れ、今朝になっても一向に止まない。海上を見るとうねりは無いものの強風による風波で白兎が飛んでいる有様ではあったが、風に流される覚悟で決行することにした。
 イノーを泳ぎ風に流されているのを感じながら時々顔をあげて目標をチェック、真っ直ぐ進んでいるつもりでも風に流されて方向が変わってしまう。通常の倍近い時間でやっとリーフ越え、潜降開始。
 ムチヤギの根に下り付いて先ず目についたのがバカでかいオニヒトデ、見た目50cmほど、根から外して袋に入れるのにも一苦労である。オーバーハングをチェックしてボトムの砂地をポイント根(米原ミノカサゴ)へ進むといつとは景色が違う感じ、砂地にあったクマノミ達が寄り添うイソギンチャクが消えている、周りを見ると砂地がやたら凸凹なのだ。そこでやっと一週間前の台風2号を思い出した。
強い勢力ながらも足早に過ぎ去ってくれたので、陸上で見る被害はさほどではなかったので大した印象を持たなかったのであるが、この海底の砂地の有様を見てかなり大きな底揺れが有ったことを実感した。砂地に点在する根(岩)の周りの砂が大きくえぐられ見慣れた根の形が一変しているのである。
 大きな底揺れが生じているときの様子等実際に見る訳にはいかないが、今その場にいてその時の様子を想像するだけでも背筋が凍る思いである。この砂地に居た多くの生物たち(ハゼやエビ達)は今何処でどうして生きているのだろうか。
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 ポイント根やオトヒメ御殿には台風の底揺れにもめげずハナダイやテンジクダイの幼魚がグシャッと集まってきた。台風が来てもこれらの生き物たちの様子は季節の移り変わりを確実に認識させてくれる、それを感じるだけでほのぼのとした気分になるのである。
 オニヒトデ、本日は2匹を駆除、持ち帰って畑の肥やしとした。


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コメント 4

rtfk

駆除活動お疲れ様です!!
by rtfk (2011-06-08 09:49) 

トックリヤシ

rtfkさんへ
 水温が26℃以上になるとオニヒトデも産卵期だそうです。
 昨日のでかいやつもたっぷり卵を抱えていたみたいなので間一髪、
 間に合ったかな・・・?
by トックリヤシ (2011-06-08 13:22) 

吟遊詩人41

オニヒトデは肥やし以外使い道がなさそうですね┐(  ̄ー ̄)┌
by 吟遊詩人41 (2011-06-09 11:07) 

トックリヤシ

吟遊詩人41さんへ
 ホントのところ肥やしになるのかどうかもわかりませんけれど・・・(v_v;)
by トックリヤシ (2011-06-09 12:04) 

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