海のアイドル（４７１）　三宅島：ナイチャーオジイの海日記：SSブログ

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海のアイドル（４７１）　三宅島　[魚] [編集]

　昨日昼食の後新聞に目を通している時背後でボン！という音、大きい音ではありませんが普段身の周りにはない響き、しかしこの響きは以前にも何回か聞いたことがありました。
　「また鳥がぶつかったぞ～！」と咄嗟に判断しました。
　私の後ろはテラスへの出入り口、２枚のガラスの引き戸を重ね開け片方は網戸を絞めて風通しを確保していました。そして網戸越しにテラスを見るとなんとアカショウビンが、網戸から50cm程のテラスにキョトンとした目で立ちすくんでいたのです。
　「ウワッ！ぶつかったのはこの子だ～！、死んではいない、怪我はどうかな？」と急いで網戸を開けるとその子はハタと正気を取り戻し、少々慌てた様子で飛び立ちました。
　今回は幸いダメージが少なかったことで一安心ですが、これまでも鳥たちの衝突は何回も経験しています。そのたびになぜ硝子戸にぶつかるのか、鳥の目には空間が空いているように見えるのか等詳しい事は分からず未だ謎の一つです。
　過去にぶつかった鳥を挙げると、キジバト、ヒヨドリ（数回）、ズグロアオバト、珍しいところでアカヒゲ、そして今回のアカショウビンです。中には運悪く衝突即死も何回かありました。脳震盪だけで飛び立つことが出来れば一安心なのですが・・・。
　アカショウビンは春に渡って来てここで繁殖子育てを終え、そろそろ冬に備えて東南アジア方面へ旅立つ頃です。昨日の子は今年ここで育った若鳥だったのかもしれません。
　それにしてもごく近く、手の届くような距離で目にした赤茶色の羽の色、そして背中にスウーッとひと筆で引いたような目も覚める鮮やかなブルーの斑紋がとても印象的でした。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　また古巣、三宅の海に戻ってきました
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今日のアイドル「タコベラ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　94.08.27　三宅島　大久保浜
　 281-2-94.08.27.gif

　　　　　　　　　　　　　ベラの仲間、ナポレオンフィッシュと同じ
　　　　　　　　　　　　　モチノウオ属の小型種で
　　　　　　　　　　　　　伊豆方面ではどこでもよく目にする魚です

　　　　　　　　　　　　　尻尾の形に特徴があるベラだと注目はしていました
　　　　　　　　　　　　　しかし目の前をいつもせわしなく泳ぐので
　　　　　　　　　　　　　撮影したくも諦めが先に立ってしまう対象だったのです

　　　　　　　　　　　　　その特徴ある尾びれを開いたり閉じたりして泳ぎます
　　　　　　　　　　　　　尾びれを開いた瞬間を狙う訳ですが粘り負けでした

　　　　　　　　　　　　　タコベラのタコとは・・・、海の蛸ではなくて
　　　　　　　　　　　　　尾の形が空に上げる凧を連想させると言うこと
　　　　　　　　　　　　　なるほど・・・でもこの写真ではよく分かりませんね
　　　　　　　　　　　　　　　　　　・・・ス・ミ・マ・セ・ン・・・

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