海のアイドル（４３６）　西表：ナイチャーオジイの海日記：SSブログ

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海のアイドル（４３６）　西表　[エビ・カニ] [編集]

　「オコゼに刺されて男性死亡」と昨日の新聞、またTVのローカルニュースで報道されていました。
　5日、沖縄県名護市でインストラクターの男性（58）がビーチ（水深50cm）でダイビングの講習中に左足をオコゼに刺され、応急処置もかなわず心配停止、病院に運ばれたが死亡が確認されたとのことです。詳しいことは分からないのですが、犯人？はオニダルマオコゼだと推定されているようです。
　こんな悪者になってしまったオニダルマオコゼですが、そこに居ることが分かればじっくり眺めていても襲ってくることはありません。私もマイポイントダイブでも何度か見かけておりますし、愛の逢瀬を邪魔してしまったリもしています。（こちら）
　オニダルマオコゼは色格好からして海底の岩に擬態し潜んでいる場合が多いのですが、水深50cmのビーチといえばそこは砂地ではなかったのか、男性は足の裏を刺されたということは裸足だった・・・ということはやはり砂地のビーチだったのではと思われます。
　刺されたといっても攻撃されたわけではなく、そんなところに居るとは思わずに裸足で海に入りたまたまそこに居たオニダルマオコゼを踏みつけてしまった・・・ということではないでしょうか。
　そうだったとするとこんな砂地の浅い場所になぜオニダルマオコゼが居たのかということも不思議に思えるのですが、信じられなくても現実に起こったことであり、今後も有りうる事、ここ米原のビーチでも起こりうることとして注意を喚起することになるでしょう。
　運が悪かったとしか言いようがないのですが、無くなられたインストラクターにはただただご冥福をお祈りするばかりです、合掌。
　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　今日のアイドル「オオアカホシサンゴガニ」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　94.05.15　西表　落水崎
　 255-1-94.05.15.gif

　　　　　　　　　　　以前に脇役として登場してもらったことがあります（こちら）
　　　　　　　　　　　せせこましいサンゴの奥の住人です

　　　　　　　　　　　ご多聞にもれずライティングが難しい被写体で
　　　　　　　　　　　この写真もいわば失敗作ではありますが
　　　　　　　　　　　住処の雰囲気だけでも感じていただければと思います

　　　　　　　　　　　サンゴの間を動きやすいように薄っぺらい身体
　　　　　　　　　　　そのため目の間隔も文字通り目一杯開いていますね
　　　　　　　　　　　よく見るとお腹に卵を抱えています
　　　　　　　　　　　爪をかざして「寄らば斬るぞ」の態勢でしょうか

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