海のアイドル（５９）

[トックリヤシのダイビング遍歴]
（前回からのつづき）
　頭を悩ませていることのもう一つは、フィルムカメラをどうするかということです。現在保有しているフィルムカメラは、ニコノスⅤ+UW15mm、ニコンF801+トリエステ、ニコンF4+105mmｘ２のマクロセットですが、近年全く出番がありません。ニコノスⅤは私の唯一のワイドカメラとして、石垣へ来たころ、川平のマンタ狙いで活躍しました。その後米原でマイポイントへ通うようになり３台のカメラを交互に使い分けていました。
　水中に陸上カメラを持ち込む場合必ずハウジングが必要です。そのハウジングといえば普通カメラの倍くらいの値段、しかもそのカメラ専用であり、カメラの数だけハウジングも揃えなければなりません。またレンズを換えればそのレンズに合ったポートに変える必要があります。フォーカスや露出をマニュアル操作するにはそのレンズとハウジングに合ったギアも交換することになります。とにかく水中で色々な写真を撮ろうとするといちいちお金がかかります。私としてもかなりの無理をして投資をしてきたわけで、それをこのまま押し入れにしまい込んでおいていいのだろうかと思い悩んでいるわけです。ついでに、たいした理由にはなりませんが未使用のポジフィルム3６枚撮りが９本冷蔵庫に眠っています。有効期限はとっくに過ぎていますが冷蔵で未開封なのでまだ使えるのではないかと思うのですが・・・どうでしょう。
（つづく）

　　　　　　　　　　　　　　　　今日のアイドルは「ハタタテシノビハゼ」

　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　これもテッポウエビと共生するハゼです
　　　　　　　　　　　　　　　　シノビハゼの仲間は
　　　　　　　　　　　　　　　　地味なものが多いですが
　　　　　　　　　　　　　　　　そのなかでも彩があるほう
　　　　　　　　　　　　　　　　ながーい背びれがご自慢です

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タグ：石垣・米原 ハタタテシノビハゼ