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海のアイドル(20) [魚]

(昨日からのつづき)
 三宅島通いより前だったように思いますが、水中写真に興味を持ち始めました。そして早速手に入れたのが、今や幻の「ニコノスⅡ」でした。あの時代、水中で写真を撮る手段としてのハウジングという概念が一般化しておらず、ニコノスが唯一貴重な存在でした。これに付属するフラッシュガンもまた歴史を物語るには格好の話題多いものでした。
 単一乾電池が3本(2本だったかな?)入る筒の上部にアルミのお椀型の反射板が乗っていて、そこにフラッシュバルブを差し込んで光らせる仕組みです。もちろんバルブはワンショットごとに取り替えなければなりません。ですから潜るときはそれなりの数のバルブを持っていかなければならないわけで、その対策をいろいろ工夫していました。その中での一番のヒットだったのは・・・
 フラッシュガンの電池ケースの上半分くらいをネオプレーンの生地で覆い、バルブの電極が差し込めるような、蛸の吸盤状に丸めた生地をボンドで並べて貼り付けます。もちろん数は多いほうがいいわけです。
 バルブをさっと抜いてガンに差込み、撮影が終わったらまた元へ戻します。こうすれば手間も省けるし、使用済みのバルブを海中に残してしまうことなく持ち帰ることも容易という重宝なものでした。
(つづく)

             今日のアイドルは、また魚に戻って
                           「サラサゴンベ」です

        サラサゴンベWeb.jpg

          サンゴの根にチョコンと乗っかっているかわいいやつ。
            ゴンベ(考えてみたら変な種名ですね)
                の仲間でも
                  一番の器量よしといってもいいでしょう。
            彼らも私たちに興味があるらしく、
                 ちょこっと逃げては
                    振り向いてこちらを伺う姿に
                      ついカメラを向けてしまいます。
              それにしても、
                  背びれの先のヒラヒラ、
                        チアガールでも
                           やりたいのでしょうか。

             
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