海のアイドル(13) [魚]
(前日からのつづき)
講習当日、東京世田谷のショップから車で出発、到着したのが熱海港。漁船に乗り込み防波堤をぐるっと回って急な崖下の入り江、聞けばあの自殺の名所だった錦ヶ浦の下なんだそう・・で、出てくる話が死体捜索のこと、インストラクターもそれに携わったことがあったそうです。
さて船の上で、実技に関していろいろお話が聞けるのだろうと思いきや、「ちょっと素潜りしてみてください」です。
「エエッ」と思ったけれど、素潜りの技量を見た上で適切なアドバイスを聞けるのだと信じ2~3回3mほどの素潜りをやりました。船に上がってさあこれから・・・のはずが、「OKです、じゃあタンクをつけて潜ってみましょう」、2度目のビックリです。多少の不安はあったけれど、タンクをつけて潜れることへの嬉さが先立って準備にかかりました。
(タンクタンクと書いていますが、今はボンベでしたかな?)
(つづく)
今日のアイドルはちょっと大きめ、
キンチャクダイの仲間の最大種「ロクセンヤッコ」です。
この日はマクロ狙いのレンズをつけてのダイビングでした。
いつものコースでお馴染みさんを一通り巡った後、
さてそろそろ帰ろうかと、
浮上ポイントの駆け上がり下に来たときこの子がいました。
以前どこかの海で見たときにはカップルで
しかも遠目でしか見ることはできませんでしたが、
今回は単独で近寄っても逃げないのです。
一匹でなぜか寂しげで、
連れ合いとはぐれ途方に暮れた様子。
そっとしておいてあげたかったのですが、
これとないチャンスとカメラを向けました。
マクロレンズで近寄って撮ったのでこのように撮れました。
これはこれで、うろこ模様まではっきり撮れて、
意外な美しさに感激した一枚です。
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2009-04-16 14:27
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